K-POPグループ代表曲の日本版
今回紹介するのは2012年にavex traxより発売されたAfter SchoolのRambling Girls。
韓国にて大ヒットを博したAfter Schoolの日本オリジナル曲となっています。
曲自体の雰囲気もアップテンポで気持ちを高ぶらせるダンスナンバーに仕上がっています。
ミュージックビデオにおいてもキレのある動きとフォーメーションが魅せられています。
最初から最後まで飽きさせない、高いダンスパフォーマンスは圧巻です。
これらの目と耳から入ってくる情報だけを楽しんでも満足できる作品となっています。
しかしさらに踏み込むと歌詞の中にこの曲の良さが詰め込まれていることが分かりました。
歌詞の意味をかみしめながら聴くことでこの曲が大切な1曲となることも不思議ではないでしょう。
では実際に歌詞の世界観について一緒に考えていきましょう!
優柔不断な私に問いかける
Hard mode Soft mode
どちらを選ぶのも お好きなように
Up to you ,baby
出典: Rambling GIrls/作詞:Harumi Tanaka 作曲:Ano Bhagavan,Peter Wennerberg,Mathias Venge,Gaby Jangfeldt
この曲は全体を通して曲名のRambling Girlsをテーマとして世界観が描かれています。
この曲名は日本語で「争う女の子たち」という意味でした。
何かしらのものごとに苦しんで生きている女性に向けて書かれていることが予想できます。
上記の歌詞においても厳しい道を選ぶのか、簡単な道を選ぶかはあなた次第であるという問いかけから何かを選択しなければならないようです。
これは現状において足踏みをして前に進めない女の子に対して、今のままでいいのかということを考えさせる機能を果たしています。
そのあとの歌詞においてもこのような言葉をかけて闘志を湧き立たせてきます。
楽しくない人生に意味はある?
楽しくないのなら
イミなんてないでしょ?
Going with me? Up to you,baby
出典: Rambling GIrls/作詞:Harumi Tanaka 作曲:Ano Bhagavan,Peter Wennerberg,Mathias Venge,Gaby Jangfeldt
今の自分が楽しんでいないのに同じ環境で居続けること。
それに対してそんな人生は本当に意味があるのかと考えさせる問いかけです。
この問いかけの最も素晴らしい点は、戦う人があなたであるという他人行儀な話で完結しないことです。
あなたも一緒に戦う仲間として受け入れているのです。
1人で動き出せなかった人をいきなり孤独に戦わせないところに深い応援の気持ちと優しさを感じます。
幸せのために戦っている
シアワセになる為
戦うの at any time
出典: Rambling GIrls/作詞:Harumi Tanaka 作曲:Ano Bhagavan,Peter Wennerberg,Mathias Venge,Gaby Jangfeldt
このフレーズから幸せを手にするためには、いついかなる時も戦い続けるという意志が必要であると伝えられています。
そしてそれを一緒に成し遂げようと背中を押してくれる熱い気持ちが伝わってくることで、より自らの闘志を奮い立たせてくれます。
戦いの前の心の準備
準備はいい?つかまって
覚悟はいい?
Here we go now Fly...
出典: Rambling GIrls/作詞:Harumi Tanaka 作曲:Ano Bhagavan,Peter Wennerberg,Mathias Venge,Gaby Jangfeldt
そしていよいよ戦いのときです。
心の準備をしていざ飛び立つという瞬間を意識させます。
覚悟を決めた女の子は今までの不満を抱えたまま生きていた自分を捨てて、新しい自分へと歩みを進めるのです。