至高のエンターテイメント
『男気・夢・音頭』はベストアルバム『ボイメン・ザ･ベスト』のリード曲。
BOYS AND MEN（以下、ボイメン）らしい、熱い曲に仕上がっています。
MVは笑いあり、格好良さあり、ドリームあり。
これぞまさにエンターテイメント！
自らを「エンターテイメント集団」と称する彼らにふさわしい作品です。
難しいことは何も考えなくていい。
日ごろの悩みも今だけは忘れよう。
そんなふうに頭を空っぽにして、彼らのエンターテイメント・ショーを楽しんでください。
祭りで体を熱くする！
それではさっそく『男気・夢・音頭』のMVを見てみましょう。
もう、歌い出しから熱い……。
「男ならドッコイショ」で曲を始める歌手グループなんて、なかなかいないでしょうね。
タイトルから分かる通り、この曲のテーマは「祭り」。
ちなみにこの曲が収録されているアルバムがリリースされるのは2018年12月です。
あえて季節外れの曲をリード曲にするという……。
彼ららしくて、思わず笑ってしまいます。
たとえ真冬でも、この曲を聴けば体の芯から温まりそうです。
男気満載
「笑い」がボイメンの魅力
MVの中で度々登場する「男、それは」の文字。
「強さ」から始まり、「勇気」、「我慢」と続いていきます。
「強さ」を表現する瓦割りは納得。
でも、「勇気」を表現する箱の中身当てゲームは、完全に笑いを狙っていますね。
次の「我慢」を表現する足つぼマッサージでは、お笑い芸人なみのリアクションを見せています。
ボイメンそれぞれが考える「男気」。
なかには「それでいいの？」と思わず突っ込みたくなるものも……。
しかし、こういった「笑い」の要素こそがボイメンの魅力でもあります。
格好つけていないのに格好良い
「男気」や「男らしさ」は、メンバーたちのバックで燃える炎にも表れていますね。
MVでは法被とハチマキ姿が印象的ですが、いつものヤンキー風の学ラン衣装も忘れていません。
メンバー全員、ソロパートのときは基本的に学ラン衣装を着ています。
そんなメンバーの背後で勢いよく燃えさかる炎。
熱い……！そして、なんか強そう！
こういう単純さが良い意味で「男らしい」ですね。
男はいつでも真っ向勝負。
炎のシーンは、メラメラと燃える闘志が可視化されている様子でしょうか？
とにかく「男気」も「男らしさ」もただひたすらに熱い！
この格好つけていないのに格好良いというところが、ボイメンの人気の理由なのかもしれません。
いつでも「夢」を与えてくれる
つづいては『男気・夢・音頭』の「夢」について考察していきます。
どんなときでも夢を見せてくれる彼らは、さすがエンターテイメント集団。
このMVでも聴いている人、見ている人に大きな夢を見せてくれています。
未来を照らす夢の光
MVの中で花火が打ち上げられているシーンが何度もあります。
冒頭でも、次々と打ち上げられる花火をバックにして、メンバーが歌っていますね。
実は歌詞の中にも「花火」というワードが登場します。
1番Aメロの「花開く 夢の大花火」というフレーズ。
このフレーズから分かる通り、MVで打ち上げられている花火は「夢」の象徴なんですね。
暗い夜空に開く大輪の花。
それは未来を照らす夢の光です。
止まることなく打ち上げられる花火のように、ボイメンが私たちに見せてくれる夢も終わることなどないのでしょう。
