【嘘とカメレオン/フェイトンに告ぐ】奇想天外なMVを徹底解説！ぞっとする最後にあなたは耐えられる？！

続いて、紹介するのは「N氏について」です。

時代錯誤のガングロギャルのアップから始まっていく印象的な導入部分を足掛かりに演奏シーンへと入っていきます。

やはり演奏のかっこよさがこのバンドの魅力ですね。

そこにスパイスとしてガングロギャルを入れるというギャップをこのミュージックビデオでも活用しています。

そして、最後はそのギャルがこけるシーンで終わっていきます。

かっこいいだけじゃなくちゃんと面白い要素も含ませることで、かっこよさをさらに引き立たせ、その世界観に引き込む演出を上手に使っています。

この2曲は新録バージョンで、今回のアルバムにも収録されているので、さらに再生回数が伸びていくのではないでしょうか。

ぜひ、合わせてチェックしてみてください。

また、その他の収録曲も話題性の高い楽曲が収録されています。

まず、紹介したいのが10曲目に収録された「モームはアトリエにて」です。

この楽曲は、アニメ「SNSポリス」のオープニング曲に起用されており、聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。

YouTubeには、アニメとのコラボ映像も公開されています。

スマホやパソコンといったネット接続機器をテーマにしたアニメ、そして、映像とのコラボは実に彼女たちらしいと言えるのではないでしょうか。

「フェイトンに告ぐ」のミュージックビデオとも関連性が窺えますね。

また、彼女たちの武器である疾走感がこの楽曲にも存分に生かされており、わくわくさせられる1曲に仕上がっています。

さらに、次に紹介するのは3曲目に収録された「JOHN DOE」です。

この楽曲は、ドラマ「極道めし」の主題歌に起用されており、タイアップを2曲も獲得していることからは、それだけ彼女たちに対する期待が高いことが分かります。

こちらの楽曲はドラマのCMのバックで少し聴くことができるので、ぜひチェックしてみてください。

また、タイトルになっている「JOHN DOE」とは名無しの権兵衛という意味だそうです。

ネット社会で顔も名前も分からないまま朽ちていく人々へ向けた楽曲とのことで、これもネットに関わっていてアルバム全体を通してテーマに一貫性を感じます。

このようにテーマを統一化することで分かりやすさが増し、さらに多くの人に受け入れられるきっかけになるのではないでしょうか。

今回のアルバムは通常盤と初回限定盤の2タイプでのリリースになっています。

また、初回限定盤には特典として、メジャーデビューを発表したワンマンライブの映像が収録されたBlu-rayが付属しています。

その収録内容は以下の通りです。