「Funny Bunny/the pillows」は歌い継がれる名曲？歌詞に込められた想い！PVも♪

「キミ」との突然の別れの悲しみに暮れた「僕」でしたが、今はもう会えない「キミ」へのエールを歌うのでした。

「夢が叶うのは誰かのおかげじゃない」から、大切な人に逆らって夢を追いかけた「キミ」は何の負い目も感じず、夢を叶えていいと言っているのです。

そして、夢が叶うのは「キミ」が向かい風のような逆境をあえて選んで夢へ向かって走ってきたその努力の日々があるからだということです。

どこにいるかわからなくても、離れてもずっと見守っているという温かい想いが伝わってくる歌詞ですね。

遠くから「キミ」を応援すると決めた「僕」でしたが、ふとした瞬間に「キミ」を思い出し、「今頃どこでどうしてるのかな」と「会いたい」気持ちがこみ上げるのでした。

冒頭の歌詞のビーズのくだりのようにちょっとキザなことをしては、「僕」はいつも「キミ」を照れさせていたのでしょう。

浮かぶのは「キミ」の「照れた後ろ姿」です。

父親から反対された夜も涙を見せず笑っていたように、「道化師」というくらいに本心を隠していた「キミ」は、照れている時には背中を見せていたのでしょう。

つまり、「僕」にとって「照れた後ろ姿」は「キミ」が一番本当の感情を出していた時だったのですね。

だからこそ、その姿に一番会いたいと思うし、最後まで「道化師」の仮面を取らなかった「キミ」に本音を言えばもっともっと本心を出して欲しかったという「僕」の本心が垣間見える歌詞でもありますね。

そして、夢を追いかける人に、誰に反対されても君は君のままでいいと歌っている歌詞でもあるのでしょう。

「夢」に向かって空を飛ぶように近づけなくても、「不安」に思わなくていい、「地面は続いているんだ」から「飛べなくても」走ればいいと言っているのです。

夢を追いかける上で自分が夢に近づけると信じて続けていた練習や、手段ができなくなったり、意味がないと分かった時、挫折してしまいそうになりますよね。

しかし、そんな時は、飛べないなら走っていけばいいように、また別の方法で夢へと近づいていけばいいと言っているのです。

そして、「好きな場所へ行こうキミなら それが出来る」という言葉は、夢を追いかける今はどこにいるかわからない「キミ」へのエールでもあり、夢を追いかけて逆風の中を走り続けているすべての人へのエールだと言えるでしょう。

A post shared by the pillows (@thepillowsjpn) on Jan 7, 2013 at 8:55am PST

the pillowsの「Funny Bunny」の歌詞を解釈しましたが、いかがでしたか？

そのサウンドの良さは勿論、その歌詞のメッセージに一度聴けば心を奪われて忘れられないような力がありましたね。

様々なアーティストによってカバーされているのにも納得の楽曲ですし、これからも歌い継がれてほしいと願いたくなる楽曲でした。

歌ってみたとして誰でも配信できる時代、どこかで見ているかもしれない、今も夢を追いかけているであろう友達に向けて、歌ってみてはいかがでしょうか。

強い想いがあれば、この歌のメッセージに乗って、届くかもしれませんよ。