「無数に在る 過ちの跡」とは、1つ前のフレーズ「多くを失って」の解釈とリンクさせているように思います。

「お前は言った」の「お前」とは、主人公・生駒の中に眠るカバネリの血脈のことである仮定すると、

カバネリを否定しつつも、自身の秘めたる能力を解放する生駒の心情を歌ったフレーズのように解釈できます。

「応えろ鼓動」という詞には、ひときわ強烈なインパクトがあり、生駒のカバネリに対する呼びかけ=自身を奮い立たせる言葉、として胸に突き刺さります。

まるで作中のシーンが鮮明に浮かび上がってくるような、そんなフレーズです。

鋼鉄のカバネリよ さあ
立ち上がれ 己が全て地に叩きつけ
今 その心は誓った友の為に
燃やせよ その命
変えてゆけ世界を

出典: KABANERI OF THE IRON FORTRESS/作詞:ryo(supercell) 作曲:ryo(supercell)

こちらは、サビパートです。

「鋼鉄のカバネリ」とは、おそらく「鋼鉄の(心臓を持つ)カバネリ」のことであると私は解釈します。

また、曲名の「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」=作品名の「甲鉄城のカバネリ」であることから、

「鋼鉄(の心臓)」と「甲鉄(城)」をリンクさせていると思われます。

「立ち上がれ」は、自身を奮い立たせる生駒の心の声と、生駒に対して投げかける客観的な声(檄を飛ばす)のダブルーミーニング

「その心は誓った友の為に」とは、犠牲となった親友(逞生)に対する生駒の想いが込められています。

「燃やせよ その命」「変えてゆけ世界を」も、生駒に対する客観的な声であり、作詞を手掛けたアーティスト(ryo)がアニメの世界観を意識して付けた詞と考えられます。

今回紹介できなかった歌詞も含め、登場キャラの心理描写や本編の印象的なシーンを忠実に再現するような詞が多いです。

詞を眺めているだけで、その情景が脳裏に蘇るので、アニメを視聴した方は、二度楽しめるのではないでしょうか。

歌詞全文が気になる方は、下記サイトでご確認下さい。

以下、「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」のフルVer.です。YouTubeで見つけたので載せました!

動画アニメーションではありません。

アニメ紹介の項で得た知識をフル活用して、目を閉じて聴いてみて下さい

※この動画は削除される(されている)可能性があります。ご了承下さい。

サントラを聴け!

【KABANERI OF THE IRON FORTRESS/EGOIST】壮大な世界観の歌詞を解釈の画像

皆さんご存知でしょうが、サントラとは、すなわちサウンドトラックのことです。

そのBGMを聴くと、そのシーンが浮かんでくる………。サントラの醍醐味ではないでしょうか。

アニメを見た人にとっては作品を耳で楽しむことができますし、アニメを見ていない人も、そのBGMから世界観やストーリーを想像して楽しむことができるわけです。

『甲鉄城のカバネリ』は1話から最終話まで、名シーン、名台詞が多くあり、サントラに適した作品といえるでしょう。

 

そして、もう一つ。サントラを紹介したのには理由〈ワケ〉があります。

 

それは、歌詞に秘められたメッセージを感じ取りやすくする為、感度をアップする為です。

歌詞というのは、漠然と言葉の意味だけを考えても、アーティストや作詞者のメッセージを感じ取ることは困難です。

それが正しいかは別として、聴いた者が何かを感じ取ることが重要なのです。これぞ歌詞解釈の真髄です。真の髄です。

 

サントラを聴いて、どんどん感度をアップしましょう!ビンビンにしましょう!

筆者の筆者による筆者の為の、独断と偏見に満ち満ちたツイート

【KABANERI OF THE IRON FORTRESS/EGOIST】壮大な世界観の歌詞を解釈の画像

今回はシンプルに編集後記のようなものを書いてみようと思います。

つまりは、記事作成の際の苦労話や笑い話などをぶっちゃけるといった、まあ、いわゆる制作秘話というやつです。もちろん、言える範囲でですけど(過剰な愚痴は色々とマズイので)。

っと、その前に、記事テーマとはあまり関連のない、読者からすればどうでもいいスルー必至のコーナーをわざわざ設けた理由を説明させて下さい。

本来ならもっと前に説明しておくべきだったかもしれません。今更感はありますが、突然書きたくなったので書きます。

 

このコーナーは見出しの通り、風の向くまま気の向くまま、その時の気分で勢い任せにペンを走らせ・・・、もとい、指を動かして書いていますが、そのコンセプトは至って真面目です。

ライターと読者の関係が一方通行にならないよう、言葉を交わさなくても対話してるような感覚で読める記事を私は目指しています。

ですから、こういう場を設けて、あれやこれやと本音トークを繰り広げているというわけです。

 

バカにされても、相手にされなくても、めげずにメッセージを発信していく所存で御座います!

この度はご清聴ありがとうございました!

 

あっ、編集後記・・・は、またの機会とさせて頂きます!!

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