恋人同士ではない2人……

さて、歌の内容はどうみても愛し合ってる2人の様子ですね。

だけどこの2人、どんな関係に見えますか?

ラブラブというよりは、ちょっと障壁を抱えた2人のように見えませんか?

だって彼氏に言われたらちょっと引くかも? ってことも言ってますよね。

男がひたすら女を責め立てて、女が味わったことのない快楽へ導こうとしています。

でも女は感情を押し殺して、自分の悦楽を認めようとしていません。

だから男は女をわざと乱暴に扱い、理性を失くさせようとしています。

もっと乱れろ。

 オレのためだけに声を上げろ。

 寝てるだけでいいと思ってんの?

 お前ができることあんじゃないの。

 ほら、見せろよ、お前の、……全部

とでも言わんばかりの責苦ですね。

これは確かに10代のお嬢様方には閲覧禁止レベルです。

繰り返される情事に女は溺れ、男は……

亀梨・田口:潜む夜の街 光を求めて 振りまわされて
赤西・中丸:終わらない騒動に もう二度と戻れない ありふれた日常に

CRY MORE
KNOCK, KNOCK ON THE SECRET DOOR
IT'S TIME 踏み外す時
ENDLESS NIGHT 狂い出す情熱 輝け 明日は何処へ

出典: SADISTIC LOVE/作詞:MASANCO RAP詞:JOKER 作曲:STEVEN LEE

LET'S SHOUT
KNOCK, KNOCK ON THE SECRET DOOR
THIS WORLD 移り変わっても
眩しい 闇の中までも 誘え
SADISTIC LOVE

上田:果てしなく縛られて カゴの中に閉じ込めたまま ずっと
上田・亀梨:そう必ず光射す 君はいつの日か逃げ出す 夜明け前に
亀梨:XXX SECRET

出典: SADISTIC LOVE/作詞:MASANCO RAP詞:JOKER 作曲:STEVEN LEE

メンバーがコンビで歌っている部分と、サビは全員です。

鎖が巻かれた鉄檻が3つあり、そこでそれぞれのコンビが歌っていて、視覚的にも見とれてしまいます。

3パターンありますが、最後の上田君と亀梨君の部分がイチオシ!

上田君の甘い声と亀梨君の少し掠れるような声は相性がいいですね!

面白かったのは、この歌でノリノリだったのが、亀梨君、田中君、上田君。

一方、すごーく冷静に歌っていたのが赤西君、田口君、中丸君でした。

KAT-TUNって全員がガンガンくるイメージが少しあったんですよね……。

でも実際にこういうセクシーな歌になると、逆に冷静になる人もいるんだなと新たな一面が見えました。

そして別れの予感……

男性はすぐ冷める?

どうやら2人は闇夜に紛れて繰り返し逢瀬を重ねているようです。

特に女はすっかり男の味を覚えてしまって、今は男の横で眠ってしまっています。

「何も知らなかった日々には戻れない……」そんなことを呟いたのかもしれません。

走り出してしまった想いを抑える術(すべ)なんて知りたくもないのでしょう。

「明日(未来)なんてもうどうだっていい」そう考えている女。

彼女には隠れるように会っている闇さえ眩しく見えているのかもしれません。

なのに何故か、男はここでは既に冷めています。

男は、女がカゴの中でずっと満足している訳はなく、いつか元いた場所へ戻ると考えているようです。

「×××」ってなんのこと?

それにしても、男がいつの間に冷めたかがよく分かりません。

それとも、一般的に、女性は未来を考え、男性は次の相手を求めていることの比喩でしょうか?

出会いもすれ違いなら、関係を持っている間でさえ2人はすれ違っているんですね……。

カラダだけは重ねているけれど、心が重なることはないのだとしたら少し寂しいような……。

最後の「×××」は、歌の中では吐息のように表現されています。

でも実は、「×」はスラングで「キス」を表す記号でもあるのです。

この歌の中に幸せを見出すとしたら?

行為が終わった2人がベッドにいます。

男がふと目を覚ますと、女は心地よさそうに腕の中で眠っています。

男はそんな女にいくつかのキスをしてと囁いたのではないでしょうか。

「ここにいる間、2人だけのヒミツだよ」と……。

後輩たちに引き継がれています!

少クラでSixTONESが歌唱!

NHKの衛星放送で毎週放送されている「ザ少年倶楽部」。

デビューしているジャニーズのタレントはもちろん、Jr.もたくさん出演しています。

2015年にSixTONES(ストーンズ)が、「SADISTIC LOVE」を歌いました。

本来SixTONESは6名ですが、このときは京本大我君は欠席していたようです。

なので、メンバー松村北斗君、ジェシー君、森本慎太郎君、高地優吾君、田中樹君でした。

ジェシー君、森本君、高地君のマイクの両手持ちが可愛い……。

若手だなあって感じますね。

Rapラップ担当はKAT-TUNと同じ田中君。

最初「田中」って名字だからRap担当になった? と思ってしまいましたが……。

本当にKAT-TUNの田中君の弟さんでした!

そうだ、弟さんもジャニーズだった……!

お兄さんが「聖」と書いて「コウキ」、弟さんは「樹」と書いて「ジュリ」。

2人そろうとさすがに「DQNネーム」……と言わざるを得ないですね。

彼らはまだ10代ですから、本家・KAT-TUNにはまだまだ及びません。

でも、後輩というだけでなく、メンバーの弟さんがKAT-TUNを歌い継いでくれるのは嬉しいです!

KAT-TUNはファンと盛り上がれる曲が多いので、今後もどんどん歌ってほしいですね!

メンバーの変動がありながらも進化を続けているKAT-TUN。6人フルメンバーだった時代の歌のパート割りと、初回限定盤のみ収録されたPVの魅力もお伝えします。

KAT-TUNは2006年のデビュー以来、トップアイドルとして走り続けてきました。デビュー10周年を記念して、2016年3月に発売されたファン待望のベストアルバム『10TH ANNIVERSARY BEST "10Ks!"』の魅力を紹介するとともに、おすすめのシングルも紹介します。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね