BAD HOPについて

どんなグループ??

記念すべき全国流通アルバムで話題になったBAD HOP。それでは、まずはそのBAD HOPとは、どんなグループなのでしょうか。早速ご紹介していきましょう。

BAD HOPの現在のメンバー構成は次のようになっています。

T-Pablow(ティーパブロ、本名:岩瀬達哉)
YZERR(ワイザー、本名:岩瀬雄哉)
Tiji Jojo
Benjazzy
Yellow Pato
G-K.I.D
Vingo
Bark

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/BAD_HOP

以上の8人で構成されているヒップホップクルーです。メンバーの軸をなしているのがメンバーの上部にあるT-PablowさんとYZERRさん2人。

実はこの2人、双子の兄弟で過去にはラップバトルでも優勝した実績もあるなど、実力派ラッパーなのです。

そんな重要メンバーの2人をはじめ、合計8人によるヒップホップパフォーマンスを繰り広げるクルーです。

『Mobb Life』はBAD HOPの美学を感じる初の全国流通アルバム!収録曲など詳細を徹底解説!の画像

川崎から全国へ!

神奈川県川崎市といえば、日本でも有数な工業地帯のひとつであることは有名ですよね。

そんな工業地帯で結成された彼らですが、先ほど記載したヒップホップバトルでも優勝したという経験を活かし続け、さまざまな活動を地道ながらも行ってきました。

そしていよいよこのアルバムによって全国への道が開かれることとなりました。彼らのラップスキルやパフォーマンスは、今までの経験から非常に高いものとして表れています。

もちろんそれは聴くことで感じることができます。

ヒップホップの文化の中では、地元への愛が強いものが多くみられますよね。彼らに関してもそうだと思います。

まずは下積みの時代に地元で名をとどろかせ、そして全国へ名を知らしめる!というしっかりと順を追ったキャリアの道を歩いているのではないでしょうか。

「不良さ」があっても着実に進もうと努力しているからこその前進(全国展開)へとつながったのだと思います。その点が彼らのカリスマ性でもあるんです。

『Mobb Life』はBAD HOPの美学を感じる初の全国流通アルバム!収録曲など詳細を徹底解説!の画像

アルバム詳細!

ジャケットデザイン

このアルバムのジャケットデザイン、気になりませんか?

ラップ等のアーティストといえば、金ピカのアクセサリーや少し「いかつい」イメージを出すことが多いかと思います。

しかしこのアルバムでは、イラストが1つあるのみなんですね。

それはこの画像にもあるように、お酒のイラストがあるのみ。これだけでは、ヒップホップアルバムのジャケットにみられるいかつさはあまり感じられません。

『Mobb Life』はBAD HOPの美学を感じる初の全国流通アルバム!収録曲など詳細を徹底解説!の画像

シンプルさが逆に目を引き付けてくれるようなデザインでもあると思います。

そして、そのシンプルさとは裏腹に、しっかりと奥の深い複雑なリリック、パフォーマンススキルが存分に堪能できる曲が収録されています。

そのギャップも楽しむことができる1枚ではないでしょうか!

それでは次に、このアルバム「Mobb Life」の中身について迫っていきましょう。

トラックリスト

気になる「Mobb Life」の中身(収録曲)は次のようになっています。

結構なボリュームで曲が収録されているところから、彼らの並みならぬ本気さが伝わってくるアルバムではないでしょうか。

全国でのデビューにふさわしい1枚となりました。

彼らのスキルがあふれるラップを堪能することができるだけではありません。

skit(寸劇のようなもの)まで収録されていて、彼らの生活のリアルさを感じることもできるような内容になっています。

併せて彼らの仲間としての飾りのないトークを感じてみてはいかがでしょうか。

1 Mobb Life
2 つるまない
3 Handz Up
4 I Feel Like Goku
5 あ?
6 Super Car
7 Black Bandana
8 Gucci Scarf
9 3LDK
10 Ocean View
11 #リバトーク Skit
12 Asian Doll
13 Trouble Man
14 口だけ
15 Magic Shoes
16 これ以外

出典: Mobb Life/BAD HOP

「Mobb Life」

渾身のタイトルトラック!

それでは、このアルバムのトップを飾り、タイトルトラックでもあるこの曲「Mobb Life」についてご紹介しましょう。

トラックとしては非常にいわゆる「いかつい」イメージが強めに伝わってくる1曲です。しかし、トラックにまったく負けることなくはるか上を行くラップを堪能することができます。

独特な歌いまわしのあるこの曲は、アルバムの1曲目にしてもう頭の中に残ってしまうような中毒性のある曲に仕上がっています!