『Mobb Life』はBAD HOPの美学を感じる初の全国流通アルバム！収録曲など詳細を徹底解説！

この曲では、メンバーのYZERRさん、BenjazzyさんそしてT-Pablowさんの3人によるマイクリレーとなっています。

それぞれリアルでテクニカルな歌詞が書かれていますが、どれにも共通点があります。それが「仲間意識」です。

どの歌詞にも仲間と共に過ごしていること、そして仲間への尊敬の気持ちが表れています。まずは、最初のYZERRさんのパートを見てみましょう。

幼馴染と共に苦悩を経験してきたことをしっかりと歌詞に表しています。

生まれ育ってきた街や周りの環境に変化があったとしても、仲間への気持ちは変わらないという「信頼」を強く感じます。

誰が有名で誰が有名じゃないかは関係なしに「仲間」はみんな平等に「仲間」と呼ぶということからもわかりますね。

次のパートではどうでしょうか。

「赤信号みんなで渡れば怖くない」という表現を見事に使っています。

一番信頼できる仲間と、一番やりたいことをして過ごすということは、これ以上の幸せはないくらいのことかもしれませんね。

しかし今楽しいことをやれている毎日が過ごせるまでには、たくさんの壁を仲間と乗り越えてきたという裏のメッセージも感じられるような気がします。

この曲の中でも一番荒々しいラップを披露してくれるパートでもあります。この気迫と、聞いている人の胸に刺さるような言い回しがまたいいんですね。

そして、パートごとに挟み込んでいるクセのあるフック（歌で言うサビ）部分が、間違いなく頭から離れなくなります。

神奈川県川崎市の重要クルーのBAD HOPの記念すべきアルバム「Mobb Life」についてご紹介してきました！いかがでしたでしょうか。

さあ、今度はあなたがこのリアルでテクニカルなラップに酔いしれる番です！

トラックから歌詞、仲間と経験してきた苦悩、さまざまなメッセージを感じてみてください。

また、BAD HOP公式サイトではネットショップも運営されていますのでそちらもチェック！