ライブ映像を元にしたMV
印象に残るのは、バックミュージシャンの入り込むような表情。
サビでは一緒になって飛び跳ねる姿も垣間見えます。
そしてライブを楽しむファンの聴き入る姿も、楽曲の雰囲気をより盛り立てていますね。
周りの人たちみんなが彼女の歌が好きだと言うことが伝わってくるようなこの映像。
それぞれから、Aimerの音楽がどれほどに人を惹き付けるのかということを感じさせられます。
歌詞に描かれる思い出は「君と二人踊った夏」
一歩踏み出せないのは
もっと知りたい場面で やっと見つけた時間で
ずっと思ってる事も言えない 自分ってなんだろ?
そっと君なら笑って きっとなるようになるって
ぎゅっと握った手と手で 何かが消えていたんだ
出典: Tiny Dancers/作詞:aimerrhythm、高橋奎 作曲:高橋奎
興味があるのに一歩踏み出せない。
自分なら出来ると思うけど、言い出せない。
そんな場面に出くわした経験ってありませんか?
その理由は、いずれも他人の目が気になるからでしょう。
ここで描かれるのは、他人の目を気にしてしまって踏み出せずにいる主人公の姿です。
そんな主人公が思い出すのは、いつも「なるようになる」と笑っていた君の姿。
「彼女の様に笑って乗り越えられたら」という想いが主人公の頭をかすめます。
歌詞の内容から、2人の関係がもう終わってしまっていることも感じられますね。
今感じている感情
いつになったら大人になれるかなんて
答えを見つけだせたら 忘れてしまうことなのかな?
出典: Tiny Dancers/作詞:aimerrhythm、高橋奎 作曲:高橋奎
大人になれば強くなれる。
きっともっと立派になれる。
主人公は不甲斐ない自分を目の当たりにしてそう思っていたのでしょう。
そして今の「大人になりたい」という葛藤も、大人になれば忘れてしまうのではないか。
そう言って、今感じている感情にも意味を見出した主人公の姿が描かれていますね。
彼女の笑顔を思い出せば
そこに立って笑っていて ただ君がいればどんなにか
強くSTEP 刻んでいたいな 踊って見せるから
夢中になって飛び跳ねたなら
与えられる困難が笑えるようになると Tiny Dancers
出典: Tiny Dancers/作詞:aimerrhythm、高橋奎 作曲:高橋奎
「彼女が傍で笑って見てくれているだけで、あんなに力強く踊ることが出来た」と語るこの部分。
2人は一緒にダンスの練習をしていたのでしょう。
大好きな人の前では、良いところを見せようとするものですね。
彼女に笑っていてほしいという気持ちが主人公を後押ししていたことを物語ります。
そのときのことを振り返ればまた、強く歩みを進めることが出来る。
その思い出が彼を支えていることが垣間見えますね。
彼女を悲しませた出来事
そっと君は泣いていた きっと僕も泣いていた
なんて気まぐれな事 神様はいつもするんだろ?
いっそ僕が君でいて いっそ君が僕でいて
なんて願ってた事は どこかに閉じ込めたんだ
出典: Tiny Dancers/作詞:aimerrhythm、高橋奎 作曲:高橋奎