何か彼女を悲しませるような出来事があったことを表すこの部分。
好きな人が悲しんでいると自分も悲しくなるものです。
彼女にそんな想いをさせた神様に対して苛立ちを覚える気持ちもわかりますね。
主人公は彼女の代わりにその苦しみを引き受けてあげたいという気持ちも表しています。
でもそんなことは不可能。
その気持ちは、「気休めにしかならない」と明かされることはなかったのでしょう。
いつになったら大人になれるかなんて
答えを見つけだしても 言葉が見つからないままで
出典: Tiny Dancers/作詞:aimerrhythm、高橋奎 作曲:高橋奎
「自分がもっと大人なら、彼女に言葉の一つも掛けることが出来た」
そのとき悲しむ彼女を見てそう思った主人公。
しかし大人になった今も、その言葉は見つかっていません。
思いやる気持ちに大人も子供も関係ないのではないでしょうか。
どんな言葉も無力だと感じる瞬間は、どれだけ歳を重ねてもあるものです。
夜も眠れない主人公
いつか変われてたんなら
どんな未来がそこにあるのかな?
いつも思うんだ
君が好きだって
ベッドで羊探して
すぐに思い出ばかり見つかって
1.2.3.4.
数えたら夜は終わっていた
出典: Tiny Dancers/作詞:aimerrhythm、高橋奎 作曲:高橋奎
「あのとき別の行動を取っていたら、彼女との関係はまた違ったかもしれない」
失恋した後など、自分の行動を悔やむことがありますね。
考えても仕方がないとわかっていても、悲しい気持ちになってしまうものです。
後半部分は彼女のことを考えて夜も眠れない主人公が描かれています。
ベッドの中って不思議と物思いにふけってしまいますよね。
誰もいない夏の夜の屋上で
不器用なダンスを二人踊っていた
いつかのあの日のこと
ここにあるよ
変わらずあるんだよ
出典: Tiny Dancers/作詞:aimerrhythm、高橋奎 作曲:高橋奎
彼女がくれたもの
そこに立って笑っていて まだ終わらないよ こんなんじゃ
強くSTEP 刻んでいたいな 踊って見せるから
夢中になって飛び跳ねたなら
与えられる困難が笑えるようになるさ Tiny Dancers
出典: Tiny Dancers/作詞:aimerrhythm、高橋奎 作曲:高橋奎
彼女を失ってしまった悲しい気持ちよりも、彼女がくれた勇気を胸に進んでいこう。
彼女が主人公にくれたものは「自分は立ち向かえる」という事実でした。
彼女のために夢中になれた自分は、きっと他のことにだって夢中になれる。
その気持ちが今の主人公を支えているのでしょう。
大切な人との関係が気付かせてくれたことというのは、きっと胸に強く残るのでしょうね。
まとめ
今回はAimerの「Tiny Dancers」を紹介しました。
夏の情景が浮かぶ楽曲が、思い出が蘇ってくる様子を秀逸に演出していましたね。
Aimerが好きだと言う方には、美波やmajikoもオススメです。
どちらも個性の活きた力のある歌声を持つ女性ヴォーカリスト。
引き込まれるような世界観を持っていますよ!
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