【SWEET KISSES/安室奈美恵】歌詞の意味を徹底解説！甘い誘惑に堕ちるのは私とあなたどっち？

「BRIGHTER DAY」（ブライター・デイ）は、安室奈美恵の単独名義では42作目のシングル曲。

今回紹介している「SWEET KISSES」は、その2曲目に収録されています。

この曲はCMソングに起用され、安室奈美恵本人が出演していました。

とても大人びた曲の詩に少しドキッとしてしまいます。

安室奈美恵とコーセーのかかわりは、20年もの年月にわたります。

彼女が初めてコーセーのCMキャラクターとして登場したのは、1997年のヴィセからです。

この当時の安室奈美恵は、まだ幼さを感じる10代の頃。

しかし、彼女が映るポスターの目力は、さすが安室奈美恵と感じるスター性が強く表れています。

そして、最近のオレオドール。

コーセーのCMをチェックしていくと、安室奈美恵が女性へと変わっていく様をみられます。

心の底から本当に素敵な女性になったと感じられて、親心にも似た気持ちになってしまいました。

シンメトリーを表現した安室奈美恵の「SWEET KISSES」のPVが話題を集めました。

安室奈美恵の原点でもあるダンスも堪能できるとってもカラフルな作品。

「SWEET KISSES」のPVでのコスチュームは、まるで映画「チャーリー＆チョコレートファクトリー」を彷彿。

ポップでカートゥーンの様なテイストが新鮮でした。

スレンダーなプロポーションだからこそ着こなせる’’キャットウーマン’’のようなブーツもとっても素敵です。

ダンスのスタイルは、ブロードウェイを想像させるラインダンスのような振り付け。

また、巧みに手を動かして見せるテクニカルな振り付けまで、キュートな仕草が特徴になります。

歌詞を後ほどご紹介しますが、この楽曲のテーマにピッタリとくる振り付けですよ。

PVの見どころは、まず初めに目に付く60年代後半のアメリカを感じさせるポップな文字。

パステルカラーにポップ風のアート文字が60年代にタイムトリップしたような世界を演出します。

「ゾエトロープ」という回転のぞき絵の技法が取り入れられたアーティスティックな仕掛けも見どころの一つ。

アメリカで「SWEET」は「SWEET16」（スイートシックスティーン）といって16歳の誕生日に使うのが一般的。

ケーキのトップに乗った「SWEET KISSES」の文字は、まるで「SWEET16」とリンクしたようなイメージ。

楽曲を聴いてすぐに懐かしい気持ちになるのは、レズリー・ゴアの「It's My Party」のキュートなナンバーのせい？

「SWEET KISSES」のPVでは、もちろんダンスにも注目して欲しいです！

安室ちゃんを中心に、右と左に女性ダンサーが配置しています。

そして、鏡を使ってシンメトリーになったような仕掛けが巧妙です。

左右対称がよくわかるように工夫された振り付けも、見ごたえたっぷりですよ！

「SWEET KISSES」の歌詞の意味をひも解いてみると、意外な事実を発見します。

それは、彼へのアプローチがかなり大胆だということ。

「SWEET16」をイメージしてしまう私にとって、かなり衝撃のある歌詞でした。

でも16歳の頃って大人と子供のちょうど中間というか、少し背伸びしたかった記憶があります。

だから「SWEET KISSES」の歌詞は、リアルな16歳が表現されているのかなという気がします。

では「SWEET KISSES」の英語の歌詞を、和訳して意味をみてみましょう。

「スイートキッス、いっぱい私のリップに重ねて。

あなたのスイートな手が私のお尻にまきついちゃったら、

私の可愛らしさ感じてよね。

知っているよ年中無休のキャンディショップ好きなの！

あたしって驚きでいっぱいなのだから。」

ちょっと悩まし気で、お行儀の悪い子猫ちゃんの様な歌詞がキュート。

PVで安室ちゃんが身に着けているコスチュームともすごくマッチしています。