初の甲子園テーマソング!
平成最後の開催となった夏の甲子園は、今年で100回目を迎えました。
野球ファンでなくても、この季節は地元高校の試合結果がついつい気になりますね。
夏の風物詩としてすっかり定着している一大イベントに、NHKは初のテーマソングを導入しました。
歌うのは人気シンガーソングライターの福山雅治。
タイトルはズバリ『甲子園』です。
自身も野球少年だった福山雅治の歌う、心温まる甲子園ソングを紹介します。
高校生と夢の共演!
NHKの甲子園スペシャルサイトでは、高校生とコラボしたMVが公開されています。
NHK甲子園 “特別な一年”|NHK 甲子園|全国高校野球選手権大会
甲子園100回記念 スペシャルサイト。NHK高校野球テーマソングアーティストは福山雅治さん!
ブラスバンドに囲まれて歌う姿は圧巻ですね!
曲調も、ブラスバンドが演奏するのにうってつけの構成となっています。
担当パートはホルンで、部長を務めたこともあるそうですよ。
そんな経歴もあることから、今回のMVにはなみなみならぬ想いが込められています。
甲子園に憧れるのは球児だけではない
甲子園といったら高校球児ばかりがフィーチャーされますよね。
しかし甲子園に憧れるのは選手だけではありません。
MVに登場するブラスバンドをはじめとする応援団にとっても、甲子園は夢の舞台です。
自らがボールを打つことはないけれど、チームの勝利を願う気持ちは誰より強いはず。
暑さにめげず自校の選手にエールを送る姿は、まさに青春そのものです。
甲子園の常連校は、吹奏楽部もまた強豪揃いであることが珍しくありません。
彼らの応援合戦に注目する甲子園マニアもいるほどです。
野球応援コンサートEXPO開催!
100回目の大会を記念し、6月には『野球応援コンサートEXPO』が開催されました。
ブラスバンドの名門校が登場し、本大会の前哨戦として大いに盛り上がりました。
そしてMVに登場するブラスバンドも、実際に吹奏楽部で活躍する生徒約300人が集まりました。
参加校のひとつである京都橘高校が、全体の振り付けを担当しています。
そのパフォーマンスはプロ顔負け。圧巻としか言えない気迫があります。
グランドを駆け回る選手の背景にある、応援団の熱演にも注目です。
歌詞紹介
高校生たちと一体になって作り上げた『甲子園』の、熱い歌詞を紹介していきます!
夢舞台の先には……
僕は想像する 想像を止めない
夢の舞台で全て出し切り
君と笑ってる 君と泣いている
勝敗の向こうにある 何かをつかみ…
「あと一歩が届かなかった」
わずか一歩のその差は果てしない道だと
わかっているけど
近くて遠いその「一歩」を目指して
出典: 甲子園/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治
甲子園球場は、野球を愛する子供達が憧れる夢の場所です。
初めて野球ボールを手にしたその日から、甲子園出場だけを目標に練習に打ち込む少年も多いでしょう。
でも当然ですが、夢見る少年全員が甲子園のマウンドに立てるわけではありません。