とびきり甘いラブソング
God bless you! このままRide it on
Movin'on その手を離さない I can promise to love you
出典: お気に召すまま/作詞:WINESS 作曲:Justin Reinstein,Saw Arrow
「どんどん行こうよ」と言いつつも、決して「君」から離れないと歌っています。
彼女の傍にいたいという主人公の深い愛が、ストレートに伝わってきました。
そういった背景を踏まえると、その後のフレーズは「君を愛することを誓うよ」と訳すのが妥当でしょう。
単に約束するには留まらず、絶対に違えないという強い意志を表しています。
彼がどれほど「君」を愛しているかが、冒頭からダイレクトに伝わってくる歌詞となっていました。
交際期間が長い2人
悪い癖さえ知っている
Weekend 黄昏時(たそがれ)越えて 急ぐ街華やげば
Feel your breath 遅刻症の君と過ごすTonight
出典: お気に召すまま/作詞:WINESS 作曲:Justin Reinstein,Saw Arrow
ここからは具体的なデート風景の描写に入っていきます。
街が活気づいてくるような週末の時間帯ということは、そんなに遅い時間ではなさそうです。
多くの人が休日だということに浮かれ、徐々にお店が混み始めるような時間帯でしょう。
そんな時間帯に「君」は遅刻してやってきました。
きつい言い方になってしまいますが、遅刻というのは悪い癖です。
付き合い始めたばかりの頃は、なるべく悪い癖は見せないものではないでしょうか。
主人公が「君」のそんな悪い癖まで知っていることからわかる通り、2人の交際期間はある程度長いのでしょう。
少なくとも半年、恐らくは数年単位の交際期間を経ていると思われます。
ここで注目すべきは長い交際期間を経ているにも関わらず、まるで倦怠期を感じないことです。
「君」を溺愛
「いつだって予定調和(ルーティン)じゃダメ」と茶化されて
計算じゃ図れない ドラマが廻り出すのさ
出典: お気に召すまま/作詞:WINESS 作曲:Justin Reinstein,Saw Arrow
癖だと認識するほど遅刻されることが多かったら、普通は不快に思ったり怒ったりするのではないでしょうか。
おまけに「君」は遅刻してきたにも関わらず、悪びれることもなく主人公をからかってきました。
遅刻してきたのになんだその態度は!と怒っても不思議ではありません。
ところが彼は「君」が遅れてきてもまったく気分を害しませんでした。
茶化されても不快に思っていないのです。
「君」はこの程度のことで主人公が怒らないことを知っているのでしょう。
悪い癖もちょっとしたからかいもすべて受け入れてくれると、甘えているのです。
実際それらを受け入れていることからわかる通り、彼はそんな風に甘えてくれる「君」を愛しています。
丸ごと包み込むように「君」を愛している、溺愛と言っても過言ではありません。
素敵な夜のデート
たった2人から この世界中
驚かすようなWhat a great night show
恋の熱に浮かされ 「お気に召すがままに」
出典: お気に召すまま/作詞:WINESS 作曲:Justin Reinstein,Saw Arrow
主人公はまるで周囲に見せびらかすかのように、夜のデートに繰り出しました。
「君」と一緒ならただのデートも、素晴らしい夜のショーになると歌っています。
交際期間の長い男女ならデートもマンネリ化してくるはずなのに、そういった様子は微塵もありません。
自分がそれほど愛されている自信があるので、彼女はデートプランも彼に任せっきりでした。