抱きしめて 貴方の腕で あと一秒だけでもこうしていたい
もう喧嘩す事も もうやきもち焼く事も
もう顔を見る事さえ出来なくなるの
出典: http://j-lyric.net/artist/a04c9e3/l010322.html
奥華子のデビュー10周年記念シングルとしてリリースされた「楔 -くさび-」という曲は、男女が別れるまさにその瞬間を歌っている曲です。
この曲の歌詞は「浮気・不倫の関係だった男女が別れることを決めた」という物語を描いているのではないかという推測が多くのファンからなされています。
もうこれからは会わないと決めたけれど、だからこそあなたがいないこれからの日々を思うと苦しくなる。そんな心情が、息遣いまで想像できるほどリアルに綴られて聴く人の感情を揺さぶります。
実際に大切な人とのこんな別れを経験したことがある人は、泣いてしまうこと間違いなしの曲です。
倖田來未「愛を止めないで」
誰よりもずっと誰よりもずっと
愛してる あなたごと 全部
送り続ける 揺るぎない愛を全て
愛を止めないで
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006b2/l0262dc.html
倖田來未の「愛を止めないで」は、映画「セカンドバージン」の主題歌として話題になったラブバラードです。
年の離れた男女の禁断の不倫を描いた過激な物語として話題になった「セカンドバージン」に合わせて、「愛を止めないで」でも情熱的な不倫の物語が描かれます。
心の底から愛しているのに終わりに近づいていく「不倫」という形の恋の中で、「もっと早く出会っていたかった」とどうしようもない後悔を歌う歌詞は、胸を締めつけられるような切なさに満ちています。
倖田來未のハスキーな歌声もこの曲の中ではどこか少女のような儚さ・脆さがあって、切ない歌詞のメッセージを艶やかに描いています。
Cocco「樹海の糸」
わたしさえ いなければ
その夢を 守れるわ
溢れ出る憎しみを 織り上げ
わたしを奏でればいい
出典: http://j-lyric.net/artist/a04a856/l0006a0.html
Coccoの「樹海の糸」は、1999年リリースと古い曲ながら2016年にドラマ「運命に、似た恋」の主題歌に起用されて話題になりました。
相手のことを心の底から愛しながらも、お互いの未来を思ってあえて拒絶するように突き放す歌詞の描写は、不倫という未来の見えない恋にも通じる部分が多くあります。
「樹海の糸」というタイトルや容赦ない言葉選びが印象的な歌詞から「少し怖い」という印象も聞かれるこの曲ですが、Coccoの表現力豊かな歌声で聴くと、そこには深く複雑な愛情や諦めが込められていて儚さが感じられます。
LOVE PSYCHEDELICO「Place Of Love」
Face of love, shape of heart
触れられぬ想いは die
Place of love 愛が暮れる今
胸に染まるは scarlet
出典: http://j-lyric.net/artist/a04bb5a/l0411ee.html
結婚して家庭もある男女の不倫が過激でドロドロとした描写で描かれた正統派不倫ドラマ「昼顔」。その映画版の主題歌として話題になったのが、LOVE PSYCHEDELICOの「Place Of Love」です。
気だるげなボーカルの声で歌われる歌詞は刹那的に燃え上がる情愛を艶やかに描いていて、ドラマの世界観を鮮やかに映し出しています。
どこか退廃的な「不倫」という関係の中で愛に溺れていく様が思い浮かぶような、大人の不倫ソングです。
ZARD「永遠」
今の二人の間に 永遠は見えるのかな
すべてを手に入れることが愛ならば
もう失うものなんて 何も怖くない
出典: http://j-lyric.net/artist/a0009c5/l0073d3.html