こうしたウワサが広がる背景として、甲本ヒロトと松本人志に多くの接点があることがあげられます。
THE BLUE HEARTS時代、『ダウンタウンのごっつええ感じ』に出演したのをはじめ、THE HIGH-LOWSのアルバム『ロブスター』(1998)やシングル曲『千年メダル』(1998)のジャケットイラストを松本が手掛けたり、ベストアルバム『FLASH』(2006)のCMに松本が出演したりしています。
そしてこのCMでは「一番好きな曲は?」との質問に「うーん、えー、うーん、にち…」と答えています。
最後まで聞き取れないものの、『日曜日よりの使者』であることははっきり分かってしまうのです!
さらには、2009年に松本が結婚した際には、ヒロトが駆けつけて『日曜日よりの使者』を歌ったことも明らかになっています。
そもそもなんで悩んでいたの?
『日曜日よりの使者』が収録されたアルバムが発売されたのは1995年。その年はTHE BLUE HEARTSが解散した年でもあります。
そして解散の原因の一つと言われているのがメンバーの一人、ベースの河口純之助が宗教にハマったことだというのです。「幸福の科学」に傾倒し、ファンを勧誘することまでしてしまったそう。
そんな状況から解散まで追い込まれていたとなれば、自殺したいとまで悩んだのも理解できなくはありません。
本当はヒロトではない!?実はこんな説も
「日曜日よりの使者=松本人志説」は、はっきりと本人たちが認めたことはなく、あくまでウワサにすぎません。
そして実は、自殺を思いとどまったのは甲本ヒロトではなく、ミュージシャンの中村一義だ、いや、お笑い芸人の若井おさむだ、という説もあるのです。
真相はどうあれ、ヒロトとまっちゃんは友達だ
ネットで情報が錯綜する現代ですから、いったい何が真実なのかは突き止めようもありませんが、甲本ヒロトと松本人志に親交があり、ダウンタウンの笑いでたくさんの人がとびきりの笑顔になっていることは間違いないでしょう。
そんなことを想像しながら、改めて曲を聴いてみるのも良いかもしれませんね。
歌詞を深読み
このままどこか遠く連れてってくれないか
君は君こそは日曜日よりの使者
たとえば世界中がどしゃ降りの雨だろうと
ゲラゲラ笑える日曜日よりの使者
きのうの夜に飲んだグラスに飛び込んで
浮き輪を浮かべた日曜日よりの使者
適当な嘘をついてその場を切り抜けて
誰一人傷つけない日曜日よりの使者
出典: https://twitter.com/mossan_0404/status/919893037815283712
<ゲラゲラ笑って楽しい気分になって、
ふと目の端に映ったゆうべのお酒のグラス。
幸せな気分になれたことがうれしい驚きで、
グラスの中に浮き輪を浮かべて
プカプカ漂っている姿を想像して、
さらに笑ったり。
いい加減な言葉を受け入れて、
あり得ない景色を頭に描いてみたら、
ひどかった気分がどこかに消えて、
楽しい日曜日になった。>
そんな様子が想像できます。
流れ星がたどり着いたのは
悲しみが沈む西の空
そして東から昇ってくるものを
迎えに行くんだろ 日曜日よりの使者
このままどこか遠く連れてってくれないか
君は君こそは 日曜日よりの使者
出典: https://twitter.com/sampibot/status/780424301941882880
たとえばこの街が僕を欲しがっても
今すぐ出かけよう 日曜日よりの使者
出典: https://twitter.com/mokuzin00/status/733223737462382593
<日曜日よりの使者は、悲しみを引き受けてくれる。
次にくる悲しみも、迎えに行ってくれる。
だから、そんな日曜日よりの使者と一緒に
出かけてみよう。
そうすればきっと明日はハッピーだ。>
聴くとなぜか元気になれる、励まされると幅広い世代に支持されている曲です。
今夜あたり、じっくり聴いてみませんか?
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