疾走感溢れるアップナンバー「真夜中ドライブ」

【真夜中ドライブ/緑黄色社会】ライブツアーに必聴なアップナンバー♡歌詞の意味に迫ってみた!動画ありの画像

緑黄色社会というバンドをご存知でしょうか?

緑黄色社会は、愛知県発の男女混合4人組バンド

メンバーが高校の同級生と幼馴染みで構成されているという、地元からのし上がったバンドですね!

そして今回紹介するのは、このバンドの「真夜中ドライブ」という曲。

疾走感溢れるサビがなんとも気持ちいい1曲です。

「真夜中ドライブ」から感じる"キレイめロック”

キーボードと歌から始まる「真夜中ドライブ」の冒頭部分。

女性らしさを感じさせる鍵盤の音色と、透き通った声色が響きます。

キーボードのpeppeと、ヴォーカルの長屋晴子。

この2人の奏でる音色が、ロックなギターベースと混ざることで、他とは一線を画す美しいロックを体現しているといえるでしょう。

”キレイめロック”とでもいっておきましょうか。

聴きどころはもちろんサビ部分ですが、間奏で聴ける4人の一体感にも胸が高鳴ります!

恋の逃避行?「真夜中ドライブ」の歌詞に迫る!

歌詞中では事情は明かされていませんが「真夜中ドライブ」は、恋の逃避行を描いた曲だと推測できます。

ただ真夜中にドライブに行くだけなら、ここまで切に訴えるような歌詞にはならないでしょう。

ここからは、気になる歌詞の内容を解き明かしていきます!

真夜中に彼が迎えに来たのは…

真夜中 ちょうどお腹が空く頃
エンジンの音で飛び出した
理想と現実は違うものだって
流れるラジオ うるさいなあ

出典: 真夜中ドライブ/作詞:長屋晴子 作曲:peppe

1番Aメロから見ていきます。

真夜中に彼が車で迎えに来たことを描写するこの部分。

”お腹が空く頃”って、何時だと思いますか?

個人的に夜中の1時ぐらいに急にラーメンとか食べたくなります。(不健康!!)

エンジンの音で彼がやって来たことに気付いたぐらいですから、心待ちにしていたのでしょうね。

ラジオから聞こえてくる”理想と現実”の話。

きっとこれは今の自分たちの状況と重なってうるさく聞こえたのでしょう。

すなわちこのドライブは、現実から逃げようとする気持ちで行われているのでしょう。

2人には急ぐ理由があった

後先構わず手を取り合った
足りないものはつじつま合わせ
乗り込んだならば さあ行こうか

出典: 真夜中ドライブ/作詞:長屋晴子 作曲:peppe

1番Bメロの歌詞です。

この部分から、2人の行動が咄嗟に行われたものだと伝わります。

この先どうなるかもわからないし、急に決めたから何の準備も出来ていない。

それほどに急ぐ理由が2人にはあったのでしょうか?

周りから関係を反対されていた?

彼が遠くへ行ってしまう?

曲中では語られていませんが、いろいろと想像できますね。

信じたからこそついてきたんだ

夢中で夢中で息をする
怖いものは今なら見当たらない
夢中で夢中で息をする
ここまで来るのに時間はかからなかった
信じてね 信じるよ 信じたよ
そして手を繋いだ

出典: 真夜中ドライブ/作詞:長屋晴子 作曲:peppe

1番サビの歌詞です。

”夢中で息をする”というのは、生きている実感を表現しているのでしょう。

そんな実感を与えてくれる彼と一緒なら、怖いものなどない。

主人公の決意の固さを伺えます。

そしてその決意をするのに時間はかからなかったのでしょう。

「信じてね」という彼に対して、信じたからこそついてきたんだという、主人公の迷いのなさが物語られていますね。

自分で決めたことに後悔はない