別れの言葉を言わなかったことで、心の堂々巡りをしているのが伝わってきます。
もし、さよならを言っていれば、気持ちの切り替えができたのかもしれませんね。
青春の別れの一ページ
大人列車 僕はまた乗れぬまま
見送りながら
胸の奥の痛みに
何か教えられる
出典: https://www.uta-net.com/song/180725/
去って行く電車を見つめながら、物思いに耽(ふけ)る姿が目に浮かびます。
その胸に去来する気持ちは、青春の別れの一ページの思い出として、小さな疼(うず)きになるのかもしれません。
青春時代には、誰かと出会ったり別れたり、いろいろたくさんのことが起こりますね。
悲しい別れ
こんなに悲しい別れと
深い絶望の淵で
光を探すように
悲しみ 克服して行く
出典: https://www.uta-net.com/song/180725/
絶望するほど悲しい別れだったのかと、それはどんな相手との別れだったのでしょうか。
肉親や恋人でも、絶望するほど悲しいということはないと思うのですが……。
そして、その気持ちから抜け出し、新たな前向きな気持ちが感じられます。
ここに残した未来
ベルが鳴った瞬間
君は振り向いたのかな
ここに残した未来が
後ろ髪引く
出典: https://www.uta-net.com/song/180725/
電車のベルが鳴った瞬間のことなのでしょうか、まだ、ここでたくさんの思い出ができたかもしれない未来が作れなかったことを悔やんでいるのでしょうか。
「未来が 後ろ髪引く」というのは、面白い表現です。
約束していたら
約束をすれば
時間通りに
僕は見送りに来ただろうか?
出典: https://www.uta-net.com/song/180725/
もし、約束していたら、別れの言葉を言いに来たのかどうか、自問自答しているようです。
電車の時間に間に合って、「さよなら」を言うことができていたら、こんなに悩まなくても良かったはずです。
大人になる体験
大人列車 君は一人乗り込み
知らぬ世界へ
僕はいつものように
夢を見て願うよ
出典: https://www.uta-net.com/song/180725/