幼き頃の夢物語 忘られじ記憶の糸辿り
今だ胸を焦がす残り火を消してしまわないように
見慣れた晴れ渡るこの空に仲間と共に想いを託し
移り変わる時代を超え永久に永久に…

出典: エターナルポーズ/作詞:エイジアエンジニア 作曲:U.S.B.2.0

ここで歌詞に登場する「変わらないもの」について考察しましょう。

歌詞はサビに入ります。

ここでは自身の夢のことを語っているようです。

幼い頃に描いた夢。

時が経ってもその記憶は今もなお残り、主人公に影響し続けています。

子供の頃の夢であっても、主人公は今もそれに憧れているのです。

先ほどは夢の叶え方が分からず、悩んでいた主人公。

しかしやはり「夢を諦めること」はできないようです。

どうしても昔の夢が、主人公を惹きつけるのでしょう。

そのため、主人公の胸の奥には今も夢のともし火がちらついています。

きっとこの炎こそが、昔から「変わらないもの」の正体なのでしょう。

主人公が今もなお求めて止まない何か

はたまた主人公の「夢を追いたい」という気持ちそのものかもしれません。

ずっと夢に胸を輝かせたい

共に幾つもの季節を通り越して 長い間ずっと同じ夢を追ってる
振り返ればすぐに投げてきたんだ そんな過去をちょっと改めて
今ただ風に身を任せて進む方向に思いを乗せるだけで
「決して諦めない」なんて言わないだけでわかってるから声よ届け!

出典: エターナルポーズ/作詞:エイジアエンジニア 作曲:U.S.B.2.0

主人公は夢を忘れたくないと願っています。

大人になった今でも、昔のような気持ちを持っていたいのです。

その情熱があれば、胸のともし火を消してしまうことはないでしょう。

また、主人公は自分の過去を振り返ります。

そこには少し投げやりになっていた自分がいました。

すぐに躍起になっていた自分。

そんな過去の自分を省みて、反省しています。

もちろん、夢を追うときには不安も犠牲もあるでしょう。

しかし今の主人公はここで、しっかりと「諦めるものか」と宣言。

この強い想いこそが、夢へのコンパスになってくれるはずです。

自分の行く先に常にこの想いを乗せていれば、きっと夢は叶うはず

そして変わらない自分の気持ちも、持ち続けることができるでしょう。

主人公の真っ直ぐな願いが感じ取れる歌詞です。

今は夢を追う途中

道すがら出会った仲間達

運命なんて言って良いのかな?
この出会いは同じもの持った者同士
夜通し語った 笑った はしゃいだ あの夜に見つけた一番星

出典: エターナルポーズ/作詞:エイジアエンジニア 作曲:U.S.B.2.0

主人公は今、夢を叶えるための道中です。

まだ目指すところには辿り着いていません。

しかし今の主人公は、昔と少し違います。

主人公には「仲間」ができました。

たった1人で夢に歩み出した主人公。

今までは向かい風も辛いことも、1人で耐えてきました。

しかしその過程で、似た夢を目指す同志に出会えたのです。

主人公にとってこれはとても大きな変化だったでしょう。

同じ夢を持ち、気持ちを共感し合える仲間がいるのですから。

歌詞を見ると、主人公が夢中で友と話す様子が描写されています。

とても微笑ましい光景ですね。

そんな頼もしい仲間が加わったことで、主人公はより夢に前向きになれたでしょう。

今は1人じゃない

そんな思いを新たに綴ったノート
次のページたどり着く為の方法と方向
今は帆を揚げて共同で走り出したとうとう 進む進路をGO!

出典: エターナルポーズ/作詞:エイジアエンジニア 作曲:U.S.B.2.0

主人公は今や1人ではありません。

同じ夢を持つ仲間ができたのです。

今までは、自分の日記を見返すだけの日々でした。

しかし今度はその日記を仲間を共有できます。

さらには、続きのページを仲間と一緒に書き足せるのです。

昔と比較すればこれは大きな飛躍といえるでしょう。

仲間もまた、主人公と同じ気持ちかもしれません。

そして今後は1人でなく、全員で夢へ走り出しました。

ちなみにここの歌詞では「船」や「航海」を連想する言葉が並びます。

これはアニメ「ONE PIECE」の主人公たちを彷彿とさせますね。

はじめは1人だった主人公のルフィが、仲間を増やしていきます。

この曲における主人公も、それと同じ状況です。

仲間が増えたことで、より夢へ面舵一杯で躍進できることでしょう。

辿り着く先とは?

夢の終わり

いつかたどり着く夢の終わりに 出来るだけこのまま大人に
見上げた果てしないこの大空に 永久に永久に…

出典: エターナルポーズ/作詞:エイジアエンジニア 作曲:U.S.B.2.0