【隆福丸/HY】タイトルと歌詞に共通するのはズバリ船！？そこに込められた意味を紐解く！PV動画あり

そして、見えなくなってしまった自分にもう一度会いに行くかのようなここの歌詞からは、変わっていこうとする強い気持ちが窺えます。

一本筋の通った想いを胸に、夢に向かって、未来に向かって突き進んでいくのです。

そして、英詞が登場してきます。

これは、和訳してみると「あなたの夢を叶えるために突き進んでいこう」と訳すことができるのではないでしょうか。

未来に向かってなかなか踏み出せない人へのメッセージとして捉えることができます。

今は立ち止まっているかもしれないけれど、怖くても未来を信じて進んでいこうと強く背中を押してくれるような歌詞からとてもパワーを感じます。

信じて進んでいく道は決して簡単な道ではないようです。

その道は険しく、嵐が吹き荒れるかのように進むことを阻んできます。

何事も前に進んでいくには困難は付き物です。

そして、どうやってその困難を乗り越えていくのかが大事ではないでしょうか。

また、ここでやっと「船」を象徴するフレーズが登場してきます。

それは「帆」というフレーズです。

その帆を広げている様子からは、心をオープンにして未来を受け入れていこうという姿勢を感じ取ることができます。

しかし、その姿勢をもってしてもなかなか進むことができない様子からは、やはり険しい道であることが窺えます。

そんな時、どうしたらいいのかを示しているのがここの歌詞です。

古いページというフレーズからは過去を振り返る様子を感じ取ることができます。

今の自分と過去の自分を見比べてみたり、同じ困難に立ち向かった先人の知恵を借りたり、前に進むためには分析や知恵が必要なのではないでしょうか。

そうすることで自分だけの道、自分だけの未来をより明確に見据えることができ、まっすぐな気持ちでその道を進んでいくことができるのです。

そして、最後も繰り返しの歌詞になります。

ここまでを踏まえて、常に伝え続けてきた前へ進んでいくことの大切さ、険しさを改めて振り返らせるかのような歌詞になっています。

力強い言葉ばかり並んでいたここまでを振り返ると、とても背中を押されます。

夢に向かって一歩踏み出すのが怖かったり自信が無かったりする時に、この楽曲はぴったりではないでしょうか。

また、「船」を連想させるフレーズもちゃんと入ってきて、タイトルとの関連性も窺えます。

さらに、タイトルと歌詞を照らし合わせてみると、夢（幸せ）に向かって運んでくれる船というのが妥当な解釈ではないでしょうか。

それでは、次に「隆福丸」のリリース情報を紹介していきます。

「隆福丸」は、2003年4月16日にリリースされた彼らの2枚目のアルバムである「Street Story」の2曲目に収録されています。

インディーズでのリリースにも関わらず、オリコン週間・月間チャートでは共に首位を獲得し、メジャーシーンに頼らない彼らの独自の活動が注目された1枚になっています。

また、これは沖縄の先輩バンドであるMONGOL800の影響もあり、沖縄という独自のシーンが注目されていたことにもよります。

しかし、それだけででなくちゃんと彼らの実力もあったのでしょう。

彼らの波は留まることなくミリオンセラーまで達成し、HYの名を沖縄から全国へと轟かせました。

次に、「隆福丸」の動画について触れていきましょう。

残念ながら「隆福丸」のPVが制作されたという情報はありませんでした。

しかし、YouTubeにはライブ動画がアップされていたので、こちらで映像を楽しんでもらうことができます。