西野カナ「YEAH」のランキングニュース♪歌詞・動画検索はこちら

２０１６年７月１３日発売の６枚目のオリジナルアルバム『Just LOVE』に収録されている「YEAH」は、好きな人と目が合ったとか、ちょっとしたことでウキウキする恋する女の子の「好き」が溢れ出るような気持ちを、アップテンポな４つ打ちのダンスチューンにのせて軽やかに歌った曲です。

２０１６年のオリコンチャート・年間アルバム売り上げランキングでは１３位を記録した『Just LOVE』は、２０１４年１１月に発売された前作の『with LOVE』から約２年ぶりとなる作品で、２０１５年の人気曲「トリセツ」やフジテレビ『めざましテレビ』のテーマソングである「Have a nice day」などを含む全１５曲です。 

このアルバムは、１曲目のタイトルが「*Prologue*~Let's go~」、２曲目が「Have a nice day」、最後の曲が「*Epilogue*~Just LOVE~」ということからも分かるとおり、一日の始まりから終わりまでの流れを意識したつくりになっています。

アルバム中５曲目である「YEAH」は時間帯でいうと午前中、学校の時間でいうと２・３時間目くらいでしょうか。

低血圧な人も十分に体に酸素が行き渡って、一日で一番元気がある時間帯といっていいですよね。

１５曲のなかでも特に元気が良い曲で、恋する喜びを爆発させたはじけるようなサウンドで、聴いていると体が勝手に踊り出してしまいます。

作曲は、安室奈美恵の「Stranger」や映画『2016 HiGH & LOW THE MOVIE』の主題歌を手がけたSHIKATAと、西野カナの２０１４年のヒットシングル「Darling」のカップリング曲である「LOVE & JOY」を手がけたKAYによる共作。

作詞はもちろん西野カナ。

恋の歌の専門家である彼女が、「YEAH」ではいったいどんな世界観を披露しているのか順番に見ていきましょう。

歌いだしからストーリー性がありますね。

目が合った→笑ってくれた→話しかけられた。

目が合っただけで喜ぶくらいの間柄の彼に、笑いかけてもらえて、さらには話しかけられるなんて！

こんなことが１日であればそりゃあ「地面から２、３センチ」浮いたような状態になるのはめちゃくちゃ共感できます。

バカみたいにポジティブな私だったら「私のこと好きなんや」と思い込むのに十分な状況です。

こんな日は、たとえば提出期限の迫ったレポートが後少しで終わりそうな時にうっかりデータ消去してしまっておまけに保存もしてないという状態でも、もう一度やりなおす勇気が沸いてくるくらい本当に何でも頑張れそうです。

嬉しい気持ちがはじけています。

自制がきかないほど気持ちが溢れ出てきて、世界にむけて「Yeah」と叫んでいます。

同じ景色でも、見ている人のテンション次第で、美しく感じたり寂しく感じたりするのはみなさんも経験済みではないでしょうか。

私もこの曲とは真逆になりますが、最愛の人と別れた時、世界がモノクロにみえた経験があります（涙）。

最初のAメロで話しかけられるところまでだった彼とのスウィートな夢をみています。

夢の中ではだいぶ接近しているようです。

友達の冷静なツッコミも、恋にうかれた女の子には届きません。

「何かあるかも」とお告げ的解釈をします。

ここも激しく共感しますよね。

恋をしている女子は、自分のみた夢も、良いことの前兆かも〜とうっとりするのです。

ただ、私はむっつりなので、友達に「昨日あの人に抱きしめられる夢みちゃってさ〜」とは恥ずかしくてとても言えないなというのはあります。

それが言えちゃうこの女の子は素直でかわいらしいということですね。

そしてストーリーは進んでいるようで、連絡先の交換までしていることが、「気になって〜」のところからうかがえますね。

これはもうほぼほぼ恋愛成就確定なのではないでしょうか。

喜びが溢れ出てとまりません。

恋をしたら本当こんな気持ちになりますよね。