ケツメイシ「君とつくる未来」(バラード収録)の歌詞の意味 を考える♪

「君とつくる未来」はケツメイシの24枚目にあたるシングルです。「バラード」との両A面シングルとして、2011年1月にリリースされました。

オリコンチャートでは週間5位を獲得しています。

またアルバムとしては、7枚目となるオリジナルアルバム「ケツノポリス7」（2011年3月発売）と、ベストアルバム「ケツの嵐～春BEST～」（2011年12月発売）に収録されています。

「君とつくる未来」は東京電力のCMソングとして起用されました。CMの放送開始後から使用曲についての問合せが殺到したといいますから、その反響のほどが分かりますね。

また2011年4月クールで放送されたテレビ朝日系ドラマ「ハガネの女 season2」の挿入歌にもなっています。

こちらは2010年にseason1が放送された吉瀬美智子さん主演のテレビドラマの第二弾となります。

小学校教師の芳賀稲子（通称ハガネ）が子供や保護者など学校を取り巻くさまざまな問題に立ち向かう姿を描き、話題となりました。

ケツメイシは1993年結成の男性4人組ヒップホップグループ。

現在のメンバーRYO (RAP＆MC) 、RYOJI (Vo)、大蔵 (RAP＆MC)、DJ KOHNO (DJ)となったのは1996年です。

グループ名は、古代から中国において下剤などに使用されている「決明子（けつめいし）」という薬草に由来しているそうです。

この薬草が持つ効能から「全てを出し尽くす」という意味をグループ名に込めた、とのことですが、実際には薬学の事典をランダムに開いて目に飛び込んだ箇所をたまたま名前にしたんだそうです。

実はメンバーのうち2人は東京薬科大学出身の薬剤師免許取得者で、かつ外資系製薬会社に勤務していたという経歴の持主。

そんな背景からも頷けるグループ名のエピソードですね。

これから一生を共にしようとする二人を描いた「君とつくる未来」。

とっても素敵な歌詞の一部をピックアップしてご紹介したいと思います。

曲中に何度も登場するキャッチーなフレーズで始まります。将来を誓い合った二人が主役なんだな、ということがパッと想像できる歌い出しです。

これまでの道のりは良い時ばかりではなく喧嘩をしたこともあったでしょう。でもそんな年月を経て、やっぱり大切な存在だと確信できたんですね。

これから先も手を取り合って、共に未来をつくっていけることへの喜びが綴られていきます。

君と出会えたこと、自分を選んでくれたことへの感謝の言葉が溢れます。

それと同時に君を目の前にしている間も少し不安だと言っていますね。この先彼女を幸せにすることに対して、まだ完全に自信が持てないでいるのでしょうか。

それでも一緒にいると毎日が鮮やかに彩られていくという真実があるのですから、何もためらうことなどないのです。

他の誰でもない君とつくる未来を手に入れたいんだ、という強い思いが伝わってきます。