ドラマの主題歌に起用♪

【クリスマスキャロルの頃には/稲垣潤一】歌詞を独自解釈!マンネリ気味のカップルは…距離を置いてみる?の画像

クリスマスキャロルの頃には」は、1992年10月にリリースされた稲垣潤一さんにとって27枚目シングルです。

ドラマ主題歌に起用されました。

ホームワークはTBS系列で1992年10月16日から12月25日に放送されたテレビドラマ。唐沢寿明を主人公に、4人の男女の恋愛模様を描いた。福山雅治が人気をあげ活躍の場を広げた。主題歌 「クリスマスキャロルの頃には」稲垣潤一 (本人もゲスト出演)

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ホームワーク_(テレビドラマ)

今では主役を務める2人の共演も話題になりました。

主題歌の「クリスマスキャロルの頃には」は絡み合った4人の心を投影します。

答えを出さなければいけない大人の恋。

どのようなクリスマスを過ごすことが出来るのか…、歌詞を独自解釈します。

決めることが沢山あるから…

クリスマスソングやクリスマスキャロルが街に流れるようになるのは、11月中旬辺りからでしょうか。

最近は盛り上がりすぎたハロウィンパーティーの熱気が冷めないうちに、クリスマスモードに突入です。

クリスマスは、色々決めておかなければいけないことが沢山ある行事。

パーティーの日取り・ケーキの予約・ディナーのメニューなどなど、考え始めるときりがありません。

受け取る人の笑顔を見たくて

クリスマスキャロルが流れる頃には
君と僕の答えもきっと出ているだろう

出典: クリスマスキャロルの頃には/作詞:秋元康 作曲:三井誠

色々決定していく中で、最も重視されるのがプレゼント選びです。

相手のことを思い浮かべながらプレゼントを選ぶのは至福の時間。

そういえばあの時これが欲しいなんて言っていた…。そろそろ買い換えたいものがあるらしい…。

こんな風に相手が考えていることに思いを巡らせながらお店を回ったり、ネットで探したり。

大切な人が受け取るプレゼント選びに妥協は禁物です。

受け取ってくれた時の笑顔は、プレゼント選びに掛けた時間や迷いがすべて吹き飛ぶ瞬間。

でもそのプレゼントを選ぶ時期に、相手の思っていることが分からなくなってしまうなんて寂しすぎます。

だからクリスマスキャロルが街に流れ始めれば、お互いの意思を確認したいのです。

クリスマス用にラッピングされたプレゼントを、12月26日の朝にぼんやり眺めている姿は想像したくありません。

絶対とはいえないから、大丈夫な確率高めの『きっと』で回答を予想しました。

今は独りで聴いているクリスマスキャロルも、その日はきっと2人で聴いていると信じて。

あきらめではなく

クリスマスキャロルが流れる頃には
誰を愛しているのか今は見えなくても……

出典: クリスマスキャロルの頃には/作詞:秋元康 作曲:三井誠

クリスマスの予定が決まらないというより、決められないというのが現状です。

人気のケーキは早い者勝ちだから、どうすればいいの?と切れ気味になってしまうことも。

でも冷静な判断も必要です。11月の半ばを過ぎて、まだまだと思っていると気が付けばあっという間に12月。

仕事もプライベートも年末進行の忙しい日々がやってきます。

2人が時間を作って話し合うチャンスが有るのか無いのかも心配。

だからこそ今すぐに結論が出せないことに焦ってはいけないのです。

答えが簡単に出せないのは、相手が心の中にいるから

相手を思っているから、YESなのかNOなのかに迷うのです。

目の前でまたたくイルミネーションも今は答えを出そうとはしません。

ミリ単位の優しさで変えられるの?

幅では無く底が見えない深さが…

この手を少し 伸ばせば
届いていたのに
1mm何か 足りない
愛のすれ違い

出典: クリスマスキャロルの頃には/作詞:秋元康 作曲:三井誠

伸ばした手の先にあるものは?そこに届けば何かを変えられるのかもしれないのです。

温もりを感じたくて伸ばしてみたけれど、無意識にブレーキを掛けたのは自分の心なのでしょうか。

足りなかったのは1円玉の厚さ1.2mmより短い距離です。

たったそれだけの距離を埋めることが出来ない2人の間にある溝。

相手の表情が分かる溝は、その幅より問題は深さなのでしょう。

深い溝の原因は、多分大丈夫で知らないふりをしてそのまま放置していたから。

知らないふりは出来事だけではなく、その向こうにいた相手の心も見ていないことになってしまいました。

見逃していてもどうにかなるという先読みの甘さも追加です。

温もりが素直に求められない2人の心が、噛み合わないまま時間は過ぎて行きます。

クリスマスはもうそこまで来ているのに…。

言いたいことを言い合う仲でした