もしも世界を変えたいのなら 希望と共にありたいのなら
僕はこのりんごを植えるだろう
ここに旗を立てるだろう

(※くりかえし)
(※くりかえし)

出典: 君に世界/作詞:Eve 作曲:Eve

主人公が近いうちに死んでしまう運命はきっと変えられないのでしょう。

しかし、自分が死んだ後の世界を少しでも良い方向に変えられたら…と願っていることが分かります。

この主人公は「君」のことをとても気にかけていますよね。

だから「君」が残された世界が希望で満たされることを願っています。

「君」が寂しい思いをしないように、自分が生きた証(=「りんご」や「旗」)を残そうとしている主人公。

そうすることによって「君」の心が少しでも癒されたら…と思っているのでしょう。

死が迫っているのに、自分のことではなく「君」の幸せを一生懸命考える主人公は、とても素敵な人物ですね。

おわりに

Eve【君に世界】歌詞の意味を解説!主人公の人生はもうすぐ最終回!?死を目前にして思うこととは?の画像

「君に世界」の歌詞は、死ぬことについて深く考えることができる作品ですね。

自分が死ぬ時も、大切な誰かの幸せを願いながら死にたい…。

「死」がテーマなのに、そんな暖かい気持ちさえ湧き上がってくる不思議な曲だといえます。

前作の「僕らまだアンダーグラウンド」と世界観が繋がっているのも、とても面白いですね!

ちなみにアルバム「おとぎ」の中には「僕らまだアンダーグラウンド」も収録されています。

以下の記事で「僕らまだアンダーグラウンド」を含む、

「おとぎ」の収録曲について解説されているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

全11曲を収録したアルバム「おとぎ」。独特の世界観から紡がれるMVも注目されています。「僕らまだアンダーグラウンド」も収録されたEveのアルバム「おとぎ」を一曲一曲、解説していきます。

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