『荒野を歩け』映画のために書き下ろされた楽曲

映画『夜は短し歩けよ乙女』主題歌として書き下ろされた『荒野を歩け』ですが、実はアジカンが湯浅政明監督×森見登美彦(原作)のタッグによる映画作品に参戦するのは2度目。

前回アジカンがオープニング曲を手掛けたのは『四畳半神話大系』で、この時書き下ろされたのが『迷子犬と雨のビート』なのです。

どちらも京都の町を背景に繰り広げられるストーリーで、湯浅監督によるとこの2つの映画〝パラレルワールド〟として楽しめる作品になっているそう。

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『夜は短し歩けよ乙女』ってどんなストーリー?

京都を舞台にして繰り広げられる主人公〝先輩〟と〝黒髪の少女〟の恋物語を描いた作品。

もともとは森見登美彦氏著の小説として刊行されたものですが、リメイク版として湯浅政明監督の手によって映画化されているものです。

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声優陣も豪華キャスト?!

映画版で特に注目されたのが豪華な声優陣の数々。

主人公の〝先輩〟役に星野源が抜擢されているほか、〝黒髪の乙女〟役を演じる花澤香菜〝パンツ総番長をロバートの秋山が担当するなどの豪華なキャスティングとなっています。

登場人物原画を中村祐介氏が担当!

『夜は短し歩けよ乙女』の登場人物の雰囲気、どこかで見たことがあるような・・と思ったアジカンファンのアナタはお目が高い。

というのもこの映画の登場人物の原画を手掛けたのは、アジカンのCDジャケットのイラストレーターとしてお馴染みの中村祐介氏なのです。

アニメのテイストとアジカンの歌が妙にマッチするなと思いましたが、それもそのハズ!

主人公がゴッチに似てる?!

アニメの主人公になっている『先輩』が、どこか初期のアジカンVo.ゴッチに似ていると感じるのは私だけではないはず。

原画を手掛けたのが中村祐介氏ということもあり、アニメ制作の時点で主題歌がアジカンになることが確定していたことを考えると、もしかしたらどこかにゴッチの姿が反映されているのかもしれません。

映画の口コミは???

映画を見た視聴者からは〝話が不思議すぎてついていけない〟〝ぶっとんでる〟などの声もあるこの作品ですが、湯浅監督もコメントしているとおり、この作品は前作『四畳半神話大系』との〝パラレルワールド〟として楽しめるようにできています。

別のタイトルの小説で全く同じ名前のキャラクターが登場するということはあまりありませんが、『夜は短し歩けよ乙女』と『四畳半神話大系』の場合、共通のキャラクターが数人登場します。

こういった予備知識があると、より一層たのしめる作品なのかもしれません。

 

『荒野を歩け』の歌詞を読み解く!