「EXILE FRIDAY」って何?

「STEP UP/EXILE」を徹底解説!MVはメンバーが制作♪懐かしくもポジティブな歌詞にも注目の画像

2018年7月25日にEXILEからリリースされたアルバム「STAR OF WISH」。

EXILEの再始動を心待ちにしていたファンには、言葉にならないほどの喜びでしょう。

しかも「STAR OF WISH」のリリースにあわせて、EXILE全国のドームライブを披露します。

EXILEの再始動の目玉企画になるのが「EXILE FRIDAY」

なんと6か月連続で、第1金曜日に新曲を配信するというとんでもない企画です。

みなさんもEXILEの再始動後に、とびっきりの企画を展開することが予想できていたでしょう。

しかし、ここまでの規模の企画とは誰も予測できなかったのではないでしょうか。

そんな「EXILE FRIDAY」の一環として、2018年7月6日に配信された新曲「STEP UP」

今回はこの「STEP UP」について徹底的に解説をします!

「STEP UP」のMVに注目!

まず「STEP UP」のMVに注目してみます。

今回のリリックビデオをプロデュースしたのが、EXILE TETSUYA世界佐藤大樹の3人です。

彼らがリリックビデオのテーマとしたのがPOP・カラフル・キャッチー」

このテーマ通りに、見ていてなにか爽快な気分になれるリリックビデオです。

では早速、「STEP UP」のリリックビデオをお楽しみください。

爽快すぎる!

爽快!

どこか懐かしいけれども格好良い。

こんな言葉が良く似合うリリックビデオではないでしょうか。

これはMVダンスパフォーマンスが、「どこか懐かしいけれども格好良い」を印象付けています。

ここで繰り広げられるダンスは、1980~1990年代のテイストです。

しかし、不思議な感覚があるのは私だけでしょうか?

1980~1990年代のテイストを、前面に出しているのにも関わらずなぜか新しい

こんな印象を強く受けてしまいます。

これは、「EXILE」というブランドが確立されているからではないでしょうか。

レモンを見るとなんだか安心してしまう

「STEP UP」のリリックビデオで随所に登場するレモン。

レモンを見ると、「あ~、EXILEかえってきたんだな…」なんて安心してしまいます。

そして、やっぱり登場するレモンサワー。

彼らの数々の伝説が頭にあると、EXILE=レモンは譲れないところです。

私は、EXILEの結成当初から見続けてきた1人。

同じ感覚でいてくれる人も多くいると思います。

リリックビデオにレモンを登場させてくれたのは、ナイスチョイスといったところでしょうか。

アニメでEXILEメンバー全員参加

ダンスパフォーマンスをし続けるアニメーション。

このアニメーションは、EXILEのメンバーが実際にダンスをしている映像です。

ロトスコープを使用してダンスパフォーマンスをアニメーション化しています。

「STEP UP」のリリックビデオに最適な演出であると感じます。

EXILEのメンバーがフルで出演しているのに、なんというか変な圧迫感がありません。

アニメーションの配色も「カラフル」で、1980~1990年代を感じることができます。

「STEP UP」のリリックビデオ、とても出来栄えが良いものでした。

「STEP UP」の歌詞で感じられる懐かしさ

「STEP UP/EXILE」を徹底解説!MVはメンバーが制作♪懐かしくもポジティブな歌詞にも注目の画像

「STEP UP」で使用されている歌詞のフレーズは、懐かしい響きを感じずにはいられません。

懐かしさを演出すると、みていて古さを感じやすくなります。

しかし、このような一般論はEXILEとっては全く意味のないこと。

EXILEのメンバー個々の活動が、とても意義のあることだったとわかります。

そんな懐かしいけれどもポジティブな印象を受ける「STEP UP」の歌詞を解説します。

英語のフレーズが懐かしい

WE KNOW WE WANT IT
WE KNOW WE WANT IT

最強の NUMBER あの頃へ BOOGIE BACK
持て余す FREE TIME 踊り明かした
最高の MEMBER 時を超えて BOIZ TO MEN
FREESTYLE 仕掛けよう B-BOY STEP バウンスしよう YEAH

出典: STEP UP/作詞:SAKURA 作曲:The Stereotypes・Micha・SHOKICHI・JAY'ED

冒頭の歌詞で英語のフレーズに「STEP UP」のテーマをひしひしと感じます。

特に印象的なフレーズは、「BOOGIE BACK」「B-BOY STEP」

日本で「BOOGIE BACK」というフレーズが一般的になったのは1990年代初頭です。

そんな昔のことですから、クラブではなくディスコ全盛の時期になります。

ちょっと説明するのが難しいのですが、「FUNKY」であることで伝わりますか?

サウンド的には、JAZZとRAPの融合したもの「BOOGIE BACK」です。

その当時のディスコでメチャクチャはやりました。

そして、もう1つの「B-BOY STEP」

これはブレイクダンスをする男の子という意味になります。

B系とは全く別物になりますので、注意してください。

こんな感じでいろいろ余計なこと書いちゃいました。

要するに「BOOGIE BACK」も「ブレイクダンス(B-BOY STEP)」も「THE 90年代」なのです。

これらのフレーズを聞いただけで、中年連中のテンションが急激に上がります。