「暁ノ糸」の歌詞おすすめポイント
我等謳う空の彼方へ
遥か流る雲の向こうへ
海を越えて虹を渡って
君に届く様に
出典: 暁ノ糸/作詞:町屋 作曲:町屋
和楽器バンドは歌詞に使う漢字も古風だったり独特だったりします。
ここでも“うたう”という漢字に“謳う”と当てたり、“流れる”という言いまわしを“流る”といったり……。
ただこうした言いまわしが当てつけのように感じないのは、背景にある日本文化への確かな理解なのだろうな、と感じます。
空の彼方へ、雲の向こうへ、海も虹も越えて彼らの想いは君に届くでしょうか?
和楽器バンドの演奏と歌唱を聴いていると、彼らの言葉や声や演奏は、時代すらも超えて多くの人の心に届くような気がしますよね。
「千本桜」の歌詞おすすめポイント
千本桜 夜ニ紛レ
君が歌い僕は踊る
此処は宴 鋼の檻
さあ光線銃を撃ちまくれ
出典: 千本桜/作詞:黒うさ 作曲:黒うさ
この楽曲は韻を踏むことを楽しみつつ、そこに意味を乗せていく楽曲としてとても秀逸な作りをしていると思います。
一見(一聴)するとただ韻を踏んでいるだけで、ハチャメチャに単語を並べているように見える(聴こえる)かもしれませんが、その歌詞の裏には深い意味がこめられているように感じます。
光線銃やICBMなんて単語が出てくるのに、和楽器バンドの奏でる本格的な和楽器の音色がぴったりで、ボーカルのビブラートも本当にこの楽曲の世界観を盛り上げます。
おわりに
メンバーそれぞれの類まれなる演奏(歌唱)技術により、現在の日本で唯一無二の存在感を放っている和楽器バンド。
2018年からもメンバー1人ひとりがさらに技術を磨き、日本だけでなく世界から注目されるバンドになっていってほしいですよね。
これからの和楽器バンドの大飛躍に期待せずにはいられませんね!
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