そんなメンバーの何が豪華かというと、山田健人さん、この人なんです。

みなさん、ミュージックビデオは好きですか?

YouTubeで頻繁に観るのは、いろんなミュージックビデオだったりしませんか?

カラオケに行ったとき、ミュージックビデオ付きだと得した気分になりませんか?

そんなあなたにはこの名前、聞き覚えがあるかもしれません。

実は、数々の名作ミュージックビデオをてがけてきた新鋭映像作家なのです。

通称dutch_tokyo(ダッチ トーキョー)」。

これまでに担当したミュージックビデオのビッグネームをちょっと並べてみましょう。

ね、超「イマドキ」って感じでしょう?

もちろんほかにもイケてるミュージックビデオを相当数担当しているのですが、そんなセンスあふれる彼が加入したことで、yahyelの音楽性にさらなる色が付与されること請け合いです。

もちろんyahyelのビデオはすべて彼が担当しています。

Once

yahyel「Once」を知らない人は音楽シーンに乗り遅れてる!注目バンドの一曲を徹底解説!MVありの画像

2016年11月にリリースされたファーストアルバムFlesh and Bloodに収録された今作。

EPとして9月に500枚限定でも発売されましたが、こちらはすべて完売しているようです。

オークションサイトなどでも高値が予想されますね…。

収録曲

1. Kill Me
2. Once
3. Age
4. Joseph
5. Midnight Run
6. The Flare
7. Black Stain
8. Fool
9. Alone
10. Why

出典: https://www.amazon.co.jp/Flesh-Blood-%E5%9B%BD%E5%86%85%E7%9B%A4CD-BRC530-yahyel/dp/B01LXPGZED/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1516885422&sr=8-1&keywords=yahyel

洋楽っぽいと揶揄されることの多いyahyelのナンバーですが、ミュージックビデオももちろん世界仕様。

「Alone楽曲の世界観同様、ミュージックビデオも一筋縄ではいかない雰囲気に仕上げられています。

賛否両論

さて、そんなyahyelの楽曲は「One」に限らず賛否両論が目立ちます。

特にAmazonのレビューなんて上も下も極端で、驚くくらい。

しかし、だからと言って彼らの音楽が「酷い」かと言えばそんなことはありません。

むしろ、これまでの王道のJ-POPとかけ離れているからこその戸惑いが反応に表れているように見えました。

もちろんyahyelと同じように、難解さを含む音楽を目指すグループはこれまでも存在しました。

しかし彼らは、良くも悪くもyahyelほどフラットに宣伝されてこなかったのです。

対してyahyelは、山田健人というキラーパーソンの加入により、かなりフラットに宣伝されてしまいました。

さらに、ディープな音楽ファンにとってyahyelは少し物足りなく映るようです。

このジャンルを聞きこんでいる耳の肥えた音楽ファンには、もはやお馴染みの音楽に聞こえてしまうのです。

宇宙人に導かれて

初心者層には「難しそう」、上級者層には「聞き飽きた」、そう言われてしまっている印象のyahyelサウンド。

彼らのバンド名でもある「宇宙人」とは、まさに名は体を表すといったところでしょうか。

しかし、中級者層にはどうでしょうか?

音楽が好きで、チャートに入らないような音楽も聴くようになったばかりの、若い世代。

そんな世代にとって、yahyelのサウンドは良い導き手となるように感じます。

まだまだデビューして間もないバンドでもあり、これから彼らが紡ぐ音楽は、そんな世代の先導役を務めるように思えてならないのです。

低評価への戒め

もう一点、この曲のコメント欄に金言を見たので掲載しておきたいと思います。

どの歌手にも様々な個性で溢れてるそれを自分の好き嫌いだけで無駄口を叩かないで欲しい、この曲初めて聴きに来てコメ欄見てたら急に荒れてていい曲だと思ったのに残念な気持ちにさせられた

出典: https://youtu.be/w0_E1Vh78lg

ネガティブな言葉はポジティブな言葉以上にパワーを持つもの。

気軽に発信できる時代であるからこそ、そのパワーをよくよく知っておきたいものですね。

終わりに