幻聴は心の拠り所

それでは「幻聴」の正体とはいったい何だったのでしょうか?

「僕」を呼んでいた声は「君」の声でした。

では、「君」とは誰のことを指しているのか。

それは「僕」にとっての大切な人のこと。

夢を叶えたその先で会いたい人。

自分を正しい道へと導いてくれる人。

いつでも笑っていてほしいと願う人。

「幻聴」は自分の心の拠り所だったのでしょう。

それは鼓膜ではなく心に響く声。

実際に響いているわけではないから「幻聴」と表現したのだと思います。

そして大切な「君」というのは、ファンのことも含まれているのではないでしょうか?

最後に

【Mr.Children/幻聴】歌詞を考察!”僕”を駆り立てる、繰り返し聞こえる幻聴の正体とは?!の画像

体の内側で響く声。

それが「僕」を夢へと駆り立てます。

未来を照らす光というのは、目が眩むような強い光ではなく、陽だまりのような優しい光です。

だから目先の欲に惑わされないで。

自分が本当にたどり着きたい場所はどこなのか。

常にそれを考えつづけていれば道を間違わずに済みそうですね。

優しさに満ちた曲

【Mr.Children/幻聴】歌詞を考察!”僕”を駆り立てる、繰り返し聞こえる幻聴の正体とは?!の画像

『幻聴』と同じくMr.Childrenの優しさに満ちた曲を紹介します。

温かい曲を聴きながら、少し心を休ませてあげませんか?

月九ドラマ信長協奏曲の主題歌にもなった「足音~Be Strong」Mr.Childrenの新たなスタートとも言える足音の歌詞にはどのような想いが込められているのでしょうか。

『足音~Be Strong』は『幻聴』と同じアルバムに収録されています。

この曲は、映画『信長協奏曲』の主題歌として話題を集めました。

不安や迷いを優しく受け止めてくれる歌詞に涙が出ます。

Mr.Childrenのくるみは2004年のリリースから日がたっても根強い人気を誇っています。今回はそのくるみの歌詞の解釈について自分自身の考えを書きたいと思います。

2004年にリリースされた名曲『くるみ』。

切ない想いと前を向いて生きる覚悟が伝わってくる歌詞です。

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