サラブレッド・バンドだとか何とか
関係なくない?
OKAMOTO'S、もちろん何枚かのアルバムは知ってましたよ。
ベースのハマオカモトさんが誰の息子で、非凡なベースプレイヤーだという事も。サラブレッド・バンドなんて呼ばれてる事もね。
だけどそれ以上の情報は敢えて入れてこなかったんです。
だって「メンバーの誰は誰の息子で」なんて、音楽に関係ないでしょ?
(もちろん、そういう情報も知りたい!という人の気持ちは否定しませんよ。)
だから今回も、バンド自体のバイオグラフィーとかは調査せずに、音楽の事だけ書いた記事にしようと思ったんです。
…だけど「リリースは何年だったっけ?」と軽く検索するだけで、入ってきちゃうんです情報が。
そしてえっ!?えっ?
ドラムのオカモトレイジさんは、THE PRIVATESの延原さんの息子!!?
急いで嫁に報告すると言われました。「急に親近感沸いたやろ。」
…え?えぇ、まあね。
曲の基本情報です
ロックオペラ・アルバム「OPERA」期のシングル
「Beautiful Days」はOKAMOTO'Sの6thアルバム「OPERA」と同時期に制作された曲ですが、同アルバムには未収録。
「OPERA」は文字通り「ロックオペラ」を意識して制作されたアルバムという事ですが、メンバーのオカモトショウさんが公式サイトで興味深い発言をしています。
The Whoの「Tommy」では、主人公が幼い頃のトラウマによって喋れない、見えない、聞こえないという三重苦を抱えてしまうという背景がストーリーの軸にある。
それの現代版として俺が思いついたのが、カギ、ケータイ、サイフをなくしてしまうということ。
たったこれだけのことで、今まで自由に繋がっていたものから断絶されてしまう…
出典: http://www.okamotos.net/special/opera/liner.html
↑アルバムの6曲目「TOMMY?」についてのオカモトショウさんによるセルフ・ライナー(曲解説)です。
The Whoの1969年のアルバム「Tommy」をネタにもってくるか!なんか嬉しくなってくるね。
OKAMOTO'Sの「OPERA」リリース時からしても、軽く40年以上も前の作品という事になります。
当然OKAMOTO'Sのメンバーが生まれるはるか以前の作品なんですが…
彼らの感覚としては「昔とか今とか関係なく、面白そうなものに興味をもつのは当然」なのでしょうね。
11/25(水) リリース 8th SINGLE「Beautiful Days」SPECIAL SITE
9/30(水) リリース 6th ALBUM「OPERA」SPECIAL SITE。11/25(水) リリース 8th SINGLE「Beautiful Days」情報も。
ロックオペラとは?
ロックオペラの名盤をご紹介
若いロックファンには馴染みの薄い言葉かも知れません。
ロックオペラとは、平たく言えば一曲の歌詞がストーリーテリングの形を取っていて、アレンジもストリングス等を使用しどこか「歌劇」を連想させる楽曲の事です。
そしてアルバム全体が一本の映画のように一つのストーリーを形作っている、そんなアルバムを「コンセプト・アルバム」と呼びます。
The Whoの「Tommy」、Pink Floydの「The Wall」、David Bowieの「Ziggy Stardust」などが有名です。
わかりづらいかな?日本でいうと…加藤ひさしさん(The Whoマニア!)のTHE COLLECTORSの3rdがもろに「ロック・オペラ」の体裁を取っていました。
そうだ!The Yellow Monkeyの3rd「Jaguar Hard Pain」なんか、洋楽のロック・オペラなアルバムの雰囲気を鮮やかに伝える名盤でしたね。