実はラブソング?
もう少し「最後の将軍」の歌詞を見ていきましょう。
言葉があふれているよね
ただわがまま言わせていいの?
心が凍えているよね
まだこのまま歩いて行くのならば
あなたとはもう終わりだって
思えば平気でしょうが
出典: 最後の将軍 feat.森の石松さん/作詞:池田貴史 作曲:池田貴史
明日からまたひとりだって
いうのは平気だけどまだ
あなたとはもう終わりだって
いうのは平気でしょうか?
やさしすぎたあなただからここまできたの
もう幕府なんて終わらせていいのよ
はなればなれ運命ならば忘れてしまおう
あなたあなたは最後の将軍
出典: 最後の将軍 feat.森の石松さん/作詞:池田貴史 作曲:池田貴史
人はいつか必ず死を迎えます。
どんなに愛する人でも、それは避けられません。
人と人との関係は、いつか必ず別れの時が来るのです。
どんなものにも始まりがあれば終わりがあります。
天下泰平を成し遂げ、永久に続くかと思われた徳川幕府にも終わりの時が来ました。
レキシはこの曲で、諸行無常な世のルールを幕府と恋愛にかけて表現したのかもしれません。
そう考えると、深い歌詞のような気がしてきませんか?
MVにも注目!
「最後の将軍 feat.森の石松さん」はMVが制作されています。
このミュージックビデオには、女優の夏帆が出演しています。
実はこの夏帆さん、レキシとは是枝裕和監督の映画『海街diary』で共演済み。
曲の内容に沿って、お互いに違う道を選んで別れ行く男女の姿が描かれています。
夏帆さんだけでなく、レキシの演技にもぜひ注目してください。
ちなみに夏帆さんには「我が家の家宝」というレキシネームがつけられたそうです!
最後に
レキシの「最後の将軍 feat. 森の石松さん」について解説しました。いかがでしたか?
レキシは以前、「明治時代以降は曲にするつもりはない」と語っていたことがあります。
しかし「最後の将軍」ではついに江戸幕府の終わりを歌ってしまいました。
こうなると、次に続くのは明治維新やその後になってきます。
果たして今後、近現代の歴史まで踏み込んでくるのでしょうか?
その辺も気になるところです。注目しましょう。
レキシの曲は江戸時代だけでなく、色々な歴史上の出来事や人物をテーマにしています。
日本史は苦手、という人でもレキシの曲なら楽しく聞けると思います。
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