TENDRE【SIGN】歌詞を徹底解説！風が吹いた先には何があるだろう？新たな世界へ足を踏み出して…

ここで、MVに出演している二人の女性についてもご紹介しましょう。

ダンサーのyurinasiaさんは、河原さんによると「先日出会ってしまった」のだとか。

「出会ってしまった」という言葉に驚きと運命的なものを感じますね。

上に掲載した動画はTENDREの『DRAMA』でダンスレッスンを行っているもの。

もしかして、これが本人の目に留まったのでしょうか。

福岡県でダンサー兼講師として活動しているようですが、この方も楽曲提供を行うなど多彩な才能の持ち主。

YouTubeでダンス動画を多数アップしているので、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。

一方、美しいハープの音色を奏でていたのはYuko Uesuさんという方。

んoon(ふーん)というインパクト抜群なバンドのメンバーです。

このバンドは「海辺でドライブするときに聴きたい」と思うようなまったりとしたサウンドが魅力的。

『SIGN』が気に入った方は一聴してみてはいかがでしょうか。

この歌詞の主人公は「本当にやりたいこと」…つまり目標を見つけたようです。

どれくらいの期間かは分かりませんが、主人公には自分がどうしたいのかがいまいち分からずに悩んでいたのでしょう。

きっぱりと過去と決別した主人公は、新たな道へと歩みだそうとします。

主人公が目標を見つけたのはちょうど季節の変わり目。

気候が暖かくなったことで、気持ちも晴れやかになったのでしょうか。

気圧の変化は人間の心身に影響するという説の通り、主人公の心には変化が訪れました。

主人公はどうやら辛い失恋を経験したばかり。

「愛憎」という言葉から察すると、かなりドロドロとした感情が渦巻いていたようです。

なんとなく、「もう自分に好意を寄せていない想い人」を振り向かせようとしていたように感じますね。

お互いに冷めていると分かっていながらも、表向きは仲良くしていたのかもしれません。

返ってこない愛情を注ぎ続けるのはなかなか難しいもの…

疲れ切っていた主人公でしたが、季節が移り変わることをきっかけに憑き物が落ちたように吹っ切れたのではないでしょうか。

環境の変化で気づくことってありますよね。

この歌詞では新しい季節の訪れが小さな環境の変化として扱われています。