第6位:レトロ感の中に凛とした芯の強さが滲み出る…ヨギー初の映画タイアップ曲
『SAYONARAMATA』
第6位にランクインするのは『SAYONARAMATA』。
2017年公開の映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』の主題歌にも抜擢された楽曲となっています。
亡くなった祖父を取り巻く家族の人間模様や孫の少女の心情、『生』と『死』を描いたこの映画。
その映画と同じ製作スタッフ陣によって作られたPVは、映画のその後の物語を描いた映像なんだそう。
主演にも映画と同じく岸井ゆきのを迎え、映画の空気感そのままに作られた映像となっています。
また実はこの曲、バンド最初期のメンバー矢澤直紀の脱退を受けて作られた曲とも言われています。
矢澤直紀とボーカル角館健悟の2人から始まったYogee New Waves。
誰よりも苦楽を共にした矢澤との別れに、彼に向けて角館から書いた手紙のような1曲でもあるのです。
そう思いながらこの曲の歌詞を読み解くと、映画主題歌とはまた違った一面が見えるかもしれません。
別れとは終わりでもあり、また始まりでもある。
そんなメッセージが聞こえてくるような楽曲となっています。
第5位:夏フェスには欠かせない♪ネイチャー感満載のPVも話題になったあの曲!
『Summer of Love』
いよいよランキングも折り返し!
第5位でご紹介するのは『Summer of Love』。
2018年秋に配信限定でリリースされた楽曲となっています。
E.P.『SPRING CAVE』にもアレンジバージョンが収録されていますので、そちらも要チェックですね。
秋にリリースされた楽曲ですが、バンドで行った夏の合宿で完成したというこの曲。
その為、リリース前から夏フェス出演の際にはよく演奏されていたようです。
夏が終わってなお、新たな場所へと前向きに歩みを進めていく。
そんな雰囲気が詰め込まれた楽曲のようにも感じます。
第4位:気分はまるで水の中!?思わず身体が動き出すアップテンポな1曲
『Bluemin' Days』
第4位にランクインしたのはこの曲、『Bluemin' Days』。
メジャーデビュー後初のアルバム『BLUEHARLEM』(ブルーハーレム)に収録の楽曲にもなります。
先述のE.P.『SPRING CAVE』にも収録されているようですね。
明るくポップでピースフルな歌詞が印象的なこの曲。
実はPV版には音源にはないある音が盛り込まれているんです。
その音とは…映像に合わせた水中の音!
PVでは映像を撮影するスタジオの様子が、主点を目まぐるしく変えながら展開していきます。
間奏の部分でプールに飛び込んだ人物の視点と同じように、ゴボゴボ…と涼やかな水中の音が。
暑い夏の日にPV映像と併せて楽しみたい楽曲となっています。
第3位:初のCMタイアップ!爽やかさ満点の『ポカリスエット』コラボ曲!
『CAN YOU FEEL IT』
いよいよランキングもTOP3を残すところとなりました!
第3位はこの曲!『CAN YOU FEEl IT』!
2018年夏に配信限定でリリースされたこの曲。
『POCARI SWEAT × FES 2018』のキャンペーンソングにも抜擢された1曲です。
ポカリスエットが日本の音楽シーンを支えるべく数々の音楽フェスに協賛して約20年。
これからもこの活動を続けたいという思いの元、Yogee New Wavesとのコラボが実現しました。
今や特に夏の音楽フェスには欠かせない存在となっているヨギ―にはぴったりのコラボですね。
先述の楽曲『Summer of Love』『Bluemin’ Days 』も収録のアルバム『BLUEHARLEM』。
この音源に収録された楽曲ともなっています。
YouTubeにも夏らしい爽やかなPVがUPされているので、ぜひそちらもチェックしてみて下さい。
第2位:エモーショナルなギターが耳に残る…ハネるテンポ感が心地よい1曲
『Like Sixteen Candles』
第2位にランクインしたのはこの曲!
E.P.『SUNSET TOWN』収録の『Like Sixteen Candles』。
人気の深夜番組『モヤモヤさまぁ~ず2』のエンディング曲に起用されたことも話題になりました。
彼らの持つシティポップ感を前に出しながら、少しレゲエやダブの要素も織り込まれたこの曲。
メンバーと周りの仲間だけで製作したというPVの雰囲気もばっちり合っていますね。
飾らない彼らの素の姿を見る事ができる映像にもなっています。
ボーカル角館が『人生を16本の蝋燭に例えて作った』と話す今作。
パーティの途中で吹き消されるキャンドルと、人の儚さやそれに抗う気持ちには通じるものがある。
インタビューで彼はこの曲についてそう語っています。
また、消える蝋燭に対して周りで祝福される人々の光景。
そんな相反する景色も詰め込んで、この曲は作られたとのこと。
背景を知って再度この曲を聴くと、楽曲の深さを改めて知る事が出来るような気がしますね。