『Stupid ~真っ赤なブレスレット~』とは?
長いタイトルのアルバムに収録!
『Stupid ~真っ赤なブレスレット~』はアルバム曲です!
そのアルバムの名も『涙を流せないピエロは太陽も月もない空を見上げた』!
叙情的にも感じられ、長いタイトルですね。
この長いタイトルの意味については、後述したいと思います。
2017年7月5日発売の4枚目のアルバムとなります。
2018年11月現在で、最新アルバムということですね。
『Stupid ~真っ赤なブレスレット~』はこのアルバムの6曲目に収録されているのです。
『Stupid ~真っ赤なブレスレット~』の歌詞を見ていこう!
澱んだ心
曇ったガラスを 指でなぞったら
水滴散らかしながら 一本の線ができる You know
こんなふうに瞬間で 澱(よど)みまくった My heart
透き通れば 綺麗になれば 楽なのに
出典: Stupid ~真っ赤なブレスレット~/作詞:小竹正人 作曲:SHIKATA・PIUS・MAXX SONG,CASPER
ガラスが曇っているということは、雨が降っているとか寒い季節なのかなと想像できます。
主人公は、物思いに耽(ふけ)り指で窓ガラスをなぞったようですね。
できた1本の線は、まるで主人公の心の涙のようでもあります。
主人公の心は、一瞬にして澱んでしまった。
それは、一体なぜなのでしょうか。
これからの歌詞で解き明かされるものと思われます。
澱んだ心も、浄化されれば楽になれるもの。
しかし、簡単にはそうもいかないのが人の心というものでしょう。
消えたあなた
まるでわざとみたい真っ赤な ブレスレット忘れて
消えたね あなたは…Ahhh
出典: Stupid ~真っ赤なブレスレット~/作詞:小竹正人 作曲:SHIKATA・PIUS・MAXX SONG,CASPER
どうやら、主人公の心を澱ませていたのは愛する人との別れのよう。
相手の女性は、主人公と一緒にいた部屋に真紅のブレスレットを忘れたのですね。
そしてそのまま戻って来なかった。
『Ahhh』という部分に、嘆きの気持ちが現れているようです。
いよいよここがサビ!
涙と共に落としたもの
ちゃんと愛されてたからそう あんな好きだったんだって
Too late to regret 今更気づき バカすぎて笑えるよ
I’m stupid stupid 僕があなたにあげた
全部 全部 全部 その瞳から落ちてたね
出典: Stupid ~真っ赤なブレスレット~/作詞:小竹正人 作曲:SHIKATA・PIUS・MAXX SONG,CASPER
いよいよサビになりますね。
彼女にもしっかりと愛されていたのだと、今では痛感する。
だから、自分も彼女をとても好きだったのだと思えるのです。
しかし後悔しても遅すぎる。
離れてしまってから気付くなんて、自分を滑稽(こっけい)にも思えるのでしょう。
『僕は愚かだ、愚かだ』そう自分に言っているのでしょうか。
主人公は、これまでに彼女に愛など色々なものをあげたのだと考えられます。
しかしその全ては、彼女は流した涙と共に落として行った模様。
その中には、2人の思い出も含まれていたのかもしれませんね。