櫻井くん監修のラップ曲

嵐【To my homies】歌詞の意味を独自解説!大切な仲間に伝えたい!あの歌を受け入れて行く姿をの画像

の15枚目のアルバム「Are You Happy?」(通称:アユハピ)に収録されている「To my homies」。

曲のクレジットには「under the supervision of Sho S.」と入っています。

「under the supervision of~」とは「~の監督下に」という意味。

つまり「To my homies」は、櫻井くん監修のもとに作られた曲です。

ふだんからの曲のラップパートを手がけている櫻井くんが、メンバーの要望に応える形でラップ詞を書きました。

櫻井くん以外のメンバーが本格的なラップに挑戦したこの曲は、ファンの中でも特に人気があります。

「To my homies」=単なる「仲間」ではない

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「homies」は英語のスラング「homie」の複数形で、「幼なじみ」「親友」「仲間」「相棒」という意味です。

はこれまでずっと、途中でメンバーが脱退することもなく、5人で活動してきました。

また「homie」には「バックグラウンドが近い仲間」という意味もあります。

先輩のバックダンサーとして踊ったり、ジャニーズJr.としてテレビに出たりなど、10代の頃から共に過ごしてきたメンバーたち。

ある意味「幼なじみ」のようでもあり、でも単なる「親友」や「仲間」では片付けられない絆がある。

そう考えると「バックグラウンドが近い仲間」という言葉が、一番しっくりくるように思えます。

曲のタイトルからして、嵐のメンバーが誰よりも「嵐」というグループを大切にしていることが伝わってきますね。

歌詞を独自解説

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櫻井くんがメンバーのこと嵐のことを思って書いたラップ詞には、どんな意味が込められているのでしょうか。

それぞれのパートごとに、歌詞の意味について独自解説します。

「あの頃」を語り合える仲間たち

嵐という歴史の重み

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一歩外出たならこの sunshine
眩い陽が僕を案内
行き交う人や 華やぐ広場
どんな今日か未だまだ分かんない
肩の横を過ぎゆく恋風
空を見上げ ふと問いかける(yeah)
僕らならば歴史の story が tell
あいつらの下へいま追い掛ける

出典: To my homies/作詞:BASI Rap詞:櫻井翔 作曲:韻シスト

1番の冒頭は、大野くんの高めの声を活かしたメロディアスなラップです。

ごきげんな様子が描かれているパートの中で、印象的なのは8行目のフレーズです。

嵐というグループがこれまで歩んできた道のりは、もう歴史と呼べるほど長くて重みのある時間。

そして「自分たちだからここまで来られた」という、グループとしての自信。

その歴史の重みと自信は、リーダーである大野くんが一番感じているのではないでしょうか。

このパートを大野くんが歌っているのは、もはや必然といえそうです。

まだ輝く前の原石だったあの頃

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こちらはゆったりしてるよ homie
そう流れる雲のように(yeah)
早く逢ってまたいつも通り
ここからは遠い もう行くよ
何を話そう そうだな…
ノーカラットなものの豪華さ
あの頃のまま今日はさ
Hey!(hey!) Ho!(ho!)
Let's sing with us!

出典: To my homies/作詞:BASI Rap詞:櫻井翔 作曲:韻シスト

次は高めの声だった大野くんのパートとはうってかわって、低い声での二宮くんのラップです。

歌詞の1~4行目でイメージされるのは「遠く離れた現場から、嵐の現場へ向かう」という姿。

そして歌詞6行目の「ノーカラットなもの~」という部分は、デビュー当時のことを表しているように思えます。

「カラット」とは、宝石の重さの単位のこと。

まだグループとしての歴史は始まったばかりで、嵐という看板のサイズや重量が軽かった頃。

その頃にしか見えなかった景色や感じられなかった思いは、今振り返ってみると輝く前の原石のように貴重なもの。

当時の初心を忘れずに今も一緒にいられるメンバーの存在は、かけがえのないものに違いありません。

また「ノーカラットなもの~」という言葉は、二宮くんが作詞作曲を手がけるソロ曲に出てきそうな、二宮くんっぽいフレーズに思えます。

描いていた大きな夢と輝く思い出

未来を夢見ていたあの日々