嵐【To my homies】歌詞の意味を独自解説!大切な仲間に伝えたい!あの歌を受け入れて行く姿をの画像

なんでだろう まったくもう
顔見たくなる 時間経つと
いつか共に分かち合った苦労
寄り道感覚 散策路(yeah yeah)
狭い部屋 いつかはデカい世界 羽ばたく日を描いては
語りあかし続けてた one day
未完成の日々がいま大切

出典: To my homies/作詞:BASI Rap詞:櫻井翔 作曲:韻シスト

2番の冒頭は相葉くんで、大野くんと同じメロディアスなラップパートです。

特に歌詞の1~2行目は、相葉くんがそのまま言いそうなイメージがあって、キュンとするファンは多いのではないでしょうか。

ここには大野くんや二宮くんのパートとは違って「会いに行く」とはっきり書いていません。

でも照れながらも「会いたい」という気持ちが伝わってきます。

歌詞の5~7行目では、デビュー後にメンバーで何度も話し合った「夢見る未来」を回想しています。

はデビューこそ華々しかったものの、今のような国民的アイドルとなるまでに時間がかかりました。

だからこそ「いつかはトップアイドルになってやる!」という夢や希望を、メンバー同士で語り合う場面も多かったはず。

そして8行目では「あの頃があるから今の自分たちがいる」ということを再認識しています。

ここでも「初心を忘れずに」という気持ちが込められているように思えますね。

思い出はますます鮮やかに輝く

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車で疾走 いつもの道を 感じながらいま行くよ(行くよ)
カーステ聴くと いつもの昼も 蘇る記憶 keep going (keep going)
樹々の青葉色付いた頃に はしゃぐ声どこに
時間てのは経てば経つほどに 日毎に見事に輝き増す彩り

出典: To my homies/作詞:BASI Rap詞:櫻井翔 作曲:韻シスト

松本くんのラップは、二宮くんと同じく低い声でのラップです。

相葉くんのメロディアスなラップとは対照的で、曲にメリハリが出ています。

「車を運転している」という姿が松本くんのイメージにぴったり合っていて、ここもキュンとするポイントのひとつ。

同じアルバムの中で松本くんが「DRIVE」という曲を監修していることも、無関係ではないでしょう。

車の中で流している音楽はもちろんで、ふと流れてきたのが過去に歌っていた曲。

衣装や振り付けを含め、いろいろな思い出があふれてきます。

デビュー当時はまだ若く、周りのこともよくわからずに無邪気にはしゃいだこともあったはず。

そんな昔の思い出が遠くなればなるほど、色鮮やかな記憶となって心を温めてくれます。

今だから受け入れられる歌

体に刻み込まれた音=「あの曲」?

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部屋の外 そよぐ風音 そろそろ動き出すところ
くだらない日々輝く頃の
眩しき子ども心よ
友よ (友よ)
思い出の日々へ戻ろう 踊ろう
刻み込んだ音を 今日も
Hey! (hey!) Ho! (ho!)
Let's sing with us!

出典: To my homies/作詞:BASI Rap詞:櫻井翔 作曲:韻シスト

最後の櫻井くんのラップパートは、いつもの低い声でのサクラップではなく、メロディアスなラップです。

歌詞1~2行目で表現されている景色が、1番冒頭の大野くんパートの景色と重なります。

ここまで他のメンバーが歌ってきた歌詞の中でも、特に「思い出」というフレーズに焦点を当てて総括している部分です。

そして歌詞5行目には、二宮くんパートで出てきた「homie」と同じ意味の言葉が出てきます。

歌詞6行目は歌って踊るのパフォーマンスのスタイルを、そして7行目は嵐の「あの曲」を指しているのではないでしょうか。

デビュー曲「A・RA・SHI」を受け入れる

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光も暗闇も 全てを受け入れて
またはじめようよ ずっと信じてる
いつかのあの歌も 今になって受け入れて
全身全霊で行こうよ ずっと信じてる

出典: To my homies/作詞:BASI Rap詞:櫻井翔 作曲:韻シスト

2番のサビは5人全員で歌っています。

ここでのキーワードは「受け入れる」ということ。

デビュー当時、まだわけがわからなかったけど恥ずかしかった衣装と、難しかったあの曲。

それすらも、今の自分たちなら受け入れられる。

だって、あの頃があったからこそ、今の自分たちがいるから。

今でこそ自分たちのネタとして、デビュー曲「A・RA・SHI」のことを語っているメンバー。

特にあのスケスケな衣装は、当時話題になりました。

本人たちとしては、恥ずかしくて嫌だった時期もあるかもしれません。

でもあのデビュー曲がなかったら、今の自分たちはいない。

誰よりもそれをわかっているのはメンバーだからこそ、時間の経過を経て「A・RA・SHI」という歌を受け入れることができたのではないでしょうか。

おわりに

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メンバーのことはもちろん、「嵐」というグループに対する思い入れが半端なく詰め込まれた「To my homies」。

デビュー曲について歌っている作品は他にもあり、アルバム「untitled」収録の「Song for you」がそれにあたります。

「A・RA・SHI」のサビのフレーズがそのまま使われるという、斬新かつ深い愛情が感じられる曲です。

国民的アイドルとなった嵐のファン層はとても幅広く、まさに老若男女に愛されています。

でももしかしたら、嵐の一番のファンは、嵐のメンバー本人たちなのかもしれません。

おそらくデビュー当初は、歌ったり踊ったりするのが恥ずかしかったであろう「A・RA・SHI」という曲。

あれから長い月日が流れ、その恥ずかしさを受け入れることができた嵐に、怖いものはありません。

さまざまなことを5人で乗り越えて積み重ねてきた年月は、とても貴重でかけがえのない歴史。

その歴史の始まりとなったのは紛れもなくデビュー曲なので、これからもずっと歌い継がれていくことでしょう。

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