何ヶ月か過ぎてさ
ちょっとは強くなれた
分かってほしい弱さは
君だけだった

まぶたの裏には
本音が詰まっていて
溢れないように
まばたきしたんだ

ネバー サヨナラ

出典: リメンバー/作詞:井上苑子 作曲:井上苑子、柴山慧

続いて2番のメロ部分を見ていきます。

ここからは過去の回想になります。

彼と別れてから数か月が過ぎて、その悲しみから少し立ち直れた様子を見せる主人公。

でもそれは、周りに弱さを見せたくないが故の強がりでした。

周りには言わないけど、彼には「寂しい」と伝えたい。

そんな想いがいつも頭を過りますが、彼女は決して人前で弱音をさらすことはしませんでした。

もう居ないのに

何千回も 君だけをリメンバー
何万回も 見つめていたいな そうもっと
なんでこんな いつまで冷めないんだ
ねぇ 君がいない今に意味はない

出典: リメンバー/作詞:井上苑子 作曲:井上苑子、柴山慧

2番のサビです。

寝ても覚めても、考えるのは彼のことばかり。

忘れてしまえたらどんなに楽でしょう。

こんなに彼のことを考えても、彼はもう居ないんです。

「もう彼は居ないのに、彼のことしか考えられない今に、どんな意味があるの」

そんな主人公の想いが語られています。

花火が浮かび上がらせる想い

思い出してしまう キミのあの笑顔
2人で見上げた 打ち上げ花火
今年の夏のキミの隣には
知らない誰かがいるのかなぁ

出典: リメンバー/作詞:井上苑子 作曲:井上苑子、柴山慧

Cメロ部分を見ていきましょう。

夏が来れば、思い出してしまう彼と見た花火。

花火というと、やっぱりカップルで見たいものですよね。

そんな想いが、彼の隣に居る別の誰かを連想させます。

何年先になったっていい

いつもずっと 君のことリメンバー
どんな時も 君と2人でいたい もう絶対
もし未来が 遠回りで進んでも
あぁ 君と同じ世界ならそれでいい

出典: リメンバー/作詞:井上苑子 作曲:井上苑子、柴山慧

ここから最後のサビです。

「やっぱり彼が好き!」という想いが走り出したような歌詞

例え何年先になってもいい。もう一度彼に会いたい。

何年経っても消えることはないという、主人公の想いの強さが伝わって来ます。

彼の隣の誰かを思い浮かべたことで、その想いが確信に変わったのでしょうね。

忘れられないのは、また出逢うため

1つだけ 叶えてよ シューティングスター
どうやったって 忘れたりしない できない
運命なんだ 多分きっとそうなんだ
ねぇ 君と2人 もう1度リメンバー

出典: リメンバー/作詞:井上苑子 作曲:井上苑子、柴山慧

「これは運命だ」

そう悟った主人公。

彼のことをずっと忘れることができなかったのは、きっと彼とまた巡り会うためだったのです。

そしてここから彼と連絡を取って、1番の歌詞で描かれた再会シーンへと繋がっていくのでしょう。

ミニアルバム「Mine.」がアツイ!

【リメンバー/井上苑子】MVで念願が叶った?!歌詞の意味を徹底解説!ミニアルバム『Mine.』収録♪の画像

今回は井上苑子の2ndミニアルバム「Mine.」より「リメンバー」を紹介しました。

アルバムの1曲目に相応しい、切ない歌詞とメロディが耳に残る1曲でしたね。

「Mine.」に収録されているこの他の曲も、良曲揃いですよ!

ダンサブルな「My Dear One」、しっとりと歌う「Chocolate」、背中を押されるようなメロディが聴ける「踏み出す一歩が僕になる」など、いろんな表情の井上苑子を堪能できます。

ダイジェスト映像も是非、参考にしてみてください!

インディーズ時代の井上苑子の記事も紹介しておきます。

昔の映像からもその才能は伝わって来ますが、今は大分雰囲気が変わりました。

それだけ大人になったということでしょうか。

「線香花火」は井上苑子の一枚目のミニアルバムに収録された曲で、井上苑子の曲を聴いたことがないという人にも是非聴いていただきたい人気曲です。今回はそんな「線香花火」の歌詞に迫りますよ。ランキング情報も掲載しますよ。