熱い気持ちのヘビーローテーション
Feel feel
Feel so good
Feel feel
Feel so good
Feel feel
Feel so good
You make bad things...
Feel so good
出典: Bad Things/作詞:Kanata Okajima・Dan Nigro・Syron・Kevin Seaton・Erick Serna 作曲:Kanata Okajima・Dan Nigro・Syron・Kevin Seaton・Erick Serna
続いて、2番の歌詞をCHECK!
Am I the rum that you're sipping
to get drunk?
気の早い速度で 体温も上がる
Second to none
ランク外 か No.1
ほころぶカラダに 常識は None
出典: Bad Things/作詞:Kanata Okajima・Dan Nigro・Syron・Kevin Seaton・Erick Serna 作曲:Kanata Okajima・Dan Nigro・Syron・Kevin Seaton・Erick Serna
恋の不可解さを、お酒のせいにしている様子がうかがえる歌詞。
高揚感&独占欲を感じさせますね。すごく官能的な表現です。
心境の変化が歌詞に表れ始める
きまぐれな ピエロと
出口の無い Runway
おどけた 二人は So wild
Boy, I won't complain
出典: Bad Things/作詞:Kanata Okajima・Dan Nigro・Syron・Kevin Seaton・Erick Serna 作曲:Kanata Okajima・Dan Nigro・Syron・Kevin Seaton・Erick Serna
1番の歌詞と似た流れなのに一部言葉が置き換わっているあたり、ちょっぴり自嘲気味に、また客観的に、自分たちの恋を眺めている感じです。
1番の歌詞では、恋の行方へのドキドキを感じている段階。
ところがこの2番の歌詞では、2人の仲を”言葉の要らない間柄(=4行目・Boy以降の英語)”という表現に切り替わっています。
つまり、おどけて見せていながら内心では前のめり。
最初は余裕もあったはずが、いつの間にか駆け引きもままならないほどに溺れてしまう…。
この上なく、深みにハマっていく・・・
隠しきれない 欲しがりさえも
許してね
他に伝え方が今 見つからないだけ
正しさも 二人の間は
意味を持てない
You make bad things...
Feel so good
出典: Bad Things/作詞:Kanata Okajima・Dan Nigro・Syron・Kevin Seaton・Erick Serna 作曲:Kanata Okajima・Dan Nigro・Syron・Kevin Seaton・Erick Serna
ここでの歌詞では、 「最終的には実を結ばない恋かもしれないけど、それでも…」という答えの出ない間柄に陥っている感じ。
むしろこの2人の関係、恋愛とは呼べないものかもしれません。
相手の男性の気持ちは、この歌詞の中にほとんど練りこまれていません。
ですがこの「Bad Things」の歌は、「相手がどう思っていようが、このまま一緒に居たい」という女性の気持ちを切なく歌い上げたものなのでしょうね。
女性であれば、一度くらいは誰もがこういう想いを味わったことがあるのではないでしょうか。
危険な恋愛にハマっていくときの、制御不能で不可解な女性の気持ち。
そんな「Bad Things」の歌詞に共感できる女性は意外と多いかもしれません。
最後はお相手の手の中に堕ちてしまうのでしょうが、それも仕方のないこと。
そんな結末をどこかで分かっていながら飛び込む訳ですから、これこそ自己責任の大人の恋なのでしょう。
「FAKY」のユニット名どおり、この「Bad Things」の中にも、どこからがホンモノでどこまでが嘘なのか分からないような恋愛模様が表れているような気がします。
「Bad Things (English Version)」のMVの動きから見て取れるもの
日本人らしいあどけなさと海外らしい大胆さが交錯
「Bad Things」のMVは、一言でいうととにかくSEXY。
女性が見てもドキドキしてしまう大胆な動き&ファッション。
日本人系のダンスや衣装としては、かなり際どいものに感じます。露出度もかなり高め。
ですが、こういったMVを眺めていて思うのが、「日本人は官能的になりすぎないところが魅力なのだ」ということ。
肌を見せてもSEXYさが前面に出すぎず、どこかに控えめさがある。
髪をかき上げてもあどけなさが残るあたり、個人的には行き過ぎた感じがなく、好感が持てます。
だけど垣間見えるまっすぐな”イマドキ感”
かといって、控えめな慎ましやかさばかりではなく、現代女性らしく自己主張も感情表現もしっかりあるところに、FAKYならではの魅力があります。
やはり帰国子女だったり海外の文化への造詣が深かったりする分、メンバーが醸し出す雰囲気は、従来の日本女性の姿とは一線を画します。
FAKYが「海外に通用する」と言われるゆえんも、このあたりにありそうな気がします。
日本女性ユニットの特徴には、「可愛らしく幼く、横並び的である」ことが挙げられます。
もちろんそれも、女性のJ-MUSICの大きな魅力。
でも、日本には”大人の成熟した魅力”を打ち出したユニットや楽曲、ダンス、MVが非常に少ないのもまた事実。
今後の日本の音楽シーンに、FAKYのような系統の女性ユニットがどんどん増えていってくれることを願っています。