青春を描いたsumikaの新曲「ファンファーレ」
近年徐々に人気を集めてきている今注目のバンド、sumika。
そんなsumikaが2018年8月29日に新曲「ファンファーレ」をリリースします。
今回の新曲のテーマは「青春」です。
「ネガティブなことも全部ひっくるめて青春を謳歌しよう」という気持ちになれる明るい楽曲となっています。
爽やかな雰囲気が漂うロックサウンドとなっており、夏におすすめの一曲。
今、青春真っ盛りな人はもちろん、そうでない人も元気をもらえる素敵な楽曲です。
今回はそんな「ファンファーレ」の魅力について、詳しく掘り下げて紹介していきます。
劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」の主題歌にも起用!
「ファンファーレ」は、2018年9月1日公開の劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」の主題歌として書き下ろされました。
小説家・住野よるさんが書いた小説が原作となっているこの映画作品。
住野よるさんのデビュー作でもあった「君の膵臓をたべたい」の小説は大ヒットを記録しました。
その人気はとどまる所を知らず、漫画化や実写での映画化もすでに果たしているんです。
「君の膵臓をたべたい」のあらすじは以下の通りです。
「君の膵臓をたべたい」…主人公である「僕」が病院で偶然拾った1冊の「共病文庫」というタイトルの文庫本。それは「僕」のクラスメイトである山内桜良 (やまうち さくら) が綴っていた、秘密の日記帳であり、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていた。「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/君の膵臓をたべたい
「共病文庫」をきっかけに距離が一気に縮まった主人公と桜良。
わずかな余命しか残されていない桜良は、主人公を巻き込んで「死ぬ前にやりたいこと」を行っていきます。
デートをしたり、旅行に行ったり、一緒に図書委員として活動したり…。
そんな日々を過ごす中で二人の心は徐々に変化し成長していくという青春物語です。
青春がテーマになっている「ファンファーレ」の歌詞ともリンクしているようですね!
ネタバレになってしまうといけないのであらすじ紹介はここまでにしておきます。
涙なしでは見られない感動のストーリーが描かれているので、気になる方はぜひ映画館でチェックしてみてください。
"真っ青"に塗られたプールが印象的!MVもチェックしてみよう
現在「ファンファーレ」のMVがYouTube上で公開されています。
MVの舞台となっているのは、青春をイメージさせるような真っ青なプール。
そこで、勢い良く歌って演奏するsumikaの姿は必見です!
このMV、実は取り壊し予定となっているプールを真っ青に塗って撮影したんだとか。
大胆で美しい映像作品となっているので、MVも要チェックですよ!
曲名「ファンファーレ」に込められた意味とは?
ここからは、本題でもある「ファンファーレ」の歌詞について詳しく紹介していきます。
まず、曲名になっている「ファンファーレ」。
これには一体どのような意味が込められているのでしょうか。
後述する歌詞を見てもらうと分かるのですが、歌詞の中に「ファンファーレ」という言葉は登場しません。
ファンファーレという単語の意味について調べてみると以下のような解説がされています。
ファンファーレ(fanfare)は、主に式典などで演奏される、ごく短い華やかな楽曲である。
ファンファーレはトランペット、フリューゲルホルン、フレンチホルン、バリトン、ユーフォニアム、トロンボーン、チューバ、サクソフォーン、パーカッションからなる、オランダやベルギーに典型的な大規模管打楽器アンサンブル(ファンファーレバンド)を指すこともある。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ファンファーレ
式典や試合開始の合図などでファンファーレを聞いたことがあるという人もきっと多いはずです。
気持ちを引き上げてくれるような華やかなメロディーであることが多いファンファーレ。
後述する歌詞には、暗い気持ちを引き上げようとする描写も登場します。
そのような描写を「ファンファーレ」という単語と引っかけているのかもしれませんね。
歌詞の意味を徹底解説!
それでは、歌詞の内容について見ていきましょう。
青春ソングというと、明るさや爽やかさだけを全面に出している曲も多いです。
しかし、この「ファンファーレ」という楽曲は"青春の中で感じるネガティブな部分"について大きく取り上げています。
曲調は明るいけど、歌詞はちょっぴりシリアス。
そんな"青春の衝動"を描いた歌詞について、筆者独自の解説付きで紹介していきます。
この楽曲はまだリリース前なので、今現在(2018年8月22日)の時点ではまだ正式な歌詞が発表されていません。
なので、MVから耳コピした歌詞を元に解説をしてまいります。