「いつか どこかで」について

「いつか どこかで」はオフ・コース解散後、ソロ活動を始めた小田和正が8枚目にリリースした作品です。

ここからはこの楽曲基本情報をまずお伝えしていきます。

リリースはいつ?

先述した通り、「いつか どこかで」は小田和正がソロとして発売した8枚目のシングル作品で、リリースは1992年1月です。

この楽曲小田和正の初監督作品である『いつか どこかで』の主題歌であり、第一生命のCMタイアップ曲にもなりました。

映画主題歌となりCMタイアップにもなったため売り上げは好調で、累計36万枚に迫るセールスを記録しました。

これは小田和正のシングル作品の中で2番目の売上枚数となっています(1位は「Oh! Yeah!/ラヴ・ストーリーは突然に」)。

いつかどこかで
小田和正
ファンハウス

主題歌となった映画『いつか どこかで』とは?

先に少し触れていますが、小田和正の初監督作品となる映画『いつか どこかで』は1991年制作・1992年2月公開となった作品です。

小田和正にはそもそも映画製作に対する夢があったそうで、その夢が結実する形になったのがこの作品なのでした。

しかし初監督作品は興行的に成功といえる結果を得られず、初監督業は彼にとって少々ほろ苦い経験となったということです。

ただこれで諦める小田和正ではありません。彼は『いつか どこかで』の公開から5年後になる1997年に2作目『緑の街』を製作・公開しました。

ちなみに映画『いつか どこかで』の主要キャストは時任三郎・藤原礼実・宅麻伸という面々でした(藤原礼実は2017年現在すでに芸能界を引退しています)。

いつか  どこかで [VHS]
株式会社ポニーキャニオン

第一生命『パスポート21』のCMソングとして

小田和正の楽曲というと保険会社のCMを思い出す人も多いのではないでしょうか。

彼が最初に保険会社のCMとタイアップしたのは、おそらく1986年に放映された本人出演の第一生命のCMだと思われます。

今回取り上げた「いつか どこかで」も、1991年に放映された第一生命の『パスポート21』という商品にタイアップで使用されました。

ただ保険会社と縁が深い感のある小田和正の楽曲ですが、多くの人が思い起こすであろうCMって実は“明治安田生命”なんですよね。

第一生命のCMには、小田和正は1991年以降タイアップしておらず、2000年からは明治安田生命の企業CMへの楽曲タイアップが続いています。

こちらは小田和正の楽曲が使用された第一生命『パスポート21』のCMです。 ただこの動画でタイアップされている楽曲は「いつか どこかで」ではなく「哀しみをそのまゝ」です。

アルバム「Sometime Somewhere」

さて上記で触れた映画『いつか どこかで』は、映画内の音楽をもちろん小田和正自身が手がけています。

映画に使われた音楽はサントラアルバム「Sometime Somewhere」としてリリースされました。

主題歌である「いつか どこかで」は、サントラアルバムの9曲目に収録されています。

このアルバムの収録曲一覧は次の通りです。

1.あなたを見つめて
2.恋する二人
3.ふたつの奇跡
4.思い出に変わるまで
5.あなたを見つめて/冬子のテーマ
6.君に届くまで
7.二人の夏
8.風と君を待つだけ
9.いつか どこかで
10.時に抱かれて/正木のテーマ

出典: https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EJTF/techfactory06-22

Sometime Somewhere
小田和正
ファンハウス

「いつか どこかで」ってどんな楽曲?

映画の主題歌にもなり、CMタイアップもされた楽曲となると、ぜひ聴いてみたいのが人情というもの。

しかし2017年11月現在、YouTubeなどに公式のMVはアップされていません

ですので、今回は一般の方がカバー歌唱した動画で楽曲を紹介します。

カバーではありますが、曲の雰囲気はわかりますよ。こちらで気に入ったら、本家の楽曲を購入して聴いてみてくださいね♪

公式のMVなどはYouTubeにアップされていませんので、こちらはカバー歌唱になります。

「いつかどこかで」の歌詞が知りたい!

ここからは「いつか どこかで」の歌詞を筆者の独自解釈と共にご紹介していきます。

小田和正が織りなす美しい詩の世界をどうぞ堪能してください♪