「グッドラック」ってどんな曲？
優しく語りかけるようなメロディー
「グッドラック」はスローテンポの楽曲です。
ゆっくりと散歩をしている時に聴きたいようなそんな雰囲気となっています。
ボーカル藤原基央の心を丸ごと包み込んでくれるような歌声に癒されるナンバーです。
聴いていて一歩踏み出す勇気を与えてくれる気がしてきます。
きっとどんな人の心の中にもある「寂しさ」という感覚。
悲しい感覚である「寂しさ」を前向きに歌っている歌詞に涙が自然と溢れてくるかもしれません。
ちょっと心が疲れてしまった時。
誰かの優しさに触れたい時。
寂しい気分の時に聴いてほしい楽曲です。
「グッドラック」のPVを見て感じた事
学校が舞台
「グッドラック」のPVは学校の屋上で撮影されています。
学校の屋上は学校という施設の一角なのですが、自由な空間でもあります。
お弁当を食べたり、友だちと語り合ったり、想いを伝える場所になったり……。
先生もたまにはいますが、まさに生徒だけの特別な空間です。
そんな「青春の場」である屋上。
BUMPのメンバーが屋上で演奏しているのですが、周りの生徒達はその存在をいないものとしています。
途中出演者がBUMPメンバーの間を通過するシーンがあります。
ヒロインが振り返って見つめますが、どうやらメンバーが見えているようで見えていない設定のようですね。
パッとメンバーの姿が消えてしまいます。
恐らく、どこかから聞こえてくる音楽として表現しているのではないでしょうか。
余談ですが筆者の通っていた学校では「屋上」は閉鎖され行く事ができませんでした。
なのでとても憧れの場所でもあったと同時に都市伝説が生まれる場所でもありました。
屋上…いいですよね！
出演者が豪華！
「グッドラック」のPVは出演者がとても豪華なのです。
映画「バケモノの子」で主役の九太の声優を務めた染谷将太。
「天才テレビくん」で活躍し、ドラマ「ごくせん」にも出演した前田公輝。
モデルや女優として活躍している山下リオ。
そして「ALWAYS 三丁目の夕日」や「北の国から」で有名な吉岡秀隆。
パッと名前を見ただけでも顔が浮かんでくる有名な方ばかりです。
この後紹介しますが、このPVで所々出てくるドラマの様なシーンはすべて……。
「Good Luck」のショートムービーのシーンなのです。
期間限定盤のみについてくるショートムービーは青春の熱量を思い出し、懐かしい作品になっています。
「Good Luck」ショートムービー
製作に携わったのは「ALWAYS 三丁目の夕日」のスタッフ
期間限定盤についてくるDVDには「Good Luck」というタイトルのショートムービーが収録されています。
テレビドラマよりは短く、アニメより少し長い35分間の映画となっています。
テーマは「青春」。
何か1つの事を全員で全力で取り組み達成することの楽しさを思い出させてくれる作品です。
仲間の大切さを感じさせてくれる内容はまさに「青春」そのもの。
もう一度学生時代に戻りたくなるような内容になっています。
このショートムービーの監督はなんと「ALWAYS 三丁目の夕日」を手掛けた山崎貴監督なのです。
三丁目の夕日スタッフで作成された「Good Luck」はどことなく懐かしさを感じる暖かい作品になっています。
まさに「ALWAYS 三丁目の夕日」を思い出させる感覚です。
「ALWAYS 三丁目の夕日」の主題歌はBUMP OF CHICKENが歌っているのはご存じの方も多いでしょう。
ちなみに「Good Luck」はBUMP OF CHICKENのメンバーは製作には携わっていないそうです。
青春！まさに青春！
あなたは学生時代何か1つの事に夢中で取り組んだ経験はありますか？
部活にしても勉強にしても遊びにしても、すべてにおいて青春です。
少しネタバレになってしまいますが、この「Good Luck」という作品は…。
ありふれた高校生が何かを作って残そうと映画作成に取り組むお話です。
映画研究部に所属しているわけでもなんでもない普通の高校生が仲間を集め映画製作に取り組むのですが…。
不慣れで経験や知識が無い為、なんとか試行錯誤し先生（吉岡秀隆）に頼りながら一生懸命な姿は…
まさに「青春」です。
見ていてあの日に帰りたくなるような懐かしい気持ちにさせてくれます。
