【死神/大森靖子】心の闇と悲しみを描いたMVが衝撃的…！歌詞の意味と共に徹底解説！リリース情報も紹介

具体的には描かれていませんが、復讐を考えた彼はきっと思い直したのではないでしょうか？

「自分が感じた悲しみを他の誰かに感じさせるわけにはいかない」

言葉の端からそんな感情を読み取ることができるように感じます。

依然として無力感が襲う人生の中でも、彼が闘うことで救われる命があるんです。

これからも彼は死神と呼ばれる天使としてその命を全うしていくのでしょう。

人を傷つけるぐらいなら、自分が傷付いたほうがいい。

大森靖子の描く死神は、なんとも報われない天使でしたね。

筆者もそうですが、その優しさに心温まるものを覚える人もいることを彼に伝えてあげたいものです。

ここで「死神」が収録されているアルバム「クソカワPARTY」について少し触れておきましょう。

「クソカワPARTY」のコンセプトは、"クソみたいなもの"を大森靖子の言葉で"カワイく"表現し肯定するというもの。

このコンセプトは「死神」の描写にしても納得のいくものでしたね！

そしてなんとこのアルバム、全部で4バージョンもリリースされているんです。

初回限定盤と通常盤があるのは昨今珍しくありませんが、さすがに4つもバージョンがあるのには驚かされます。

• CDのみで発売されるリーズナブルな「-密告夜"ナイトスニッチ"-」
• ツアーのファイナル公演を収めたCD、銀杏BOYZと行ったライブのDVDも同梱される「-"銀茜宴"シルバニアフェス-」
• ツアーのファイナル公演のBlue-ray、さらに初回仕様ありの「-"魔法陣"-マジックダイレイター」
• 弾き語りツアー14公演の映像をフル視聴するためのシリアルコードが付いた「-"無敵夢"-クライマックスドリーム」

ご覧の通り、気合入りまくりです！

そしてアルバムリリースに伴い、リリースツアーも行われます！

タイトルはそのまま「クソカワPARTY TOUR」。

ツアーは10月4日の高松DIMEを皮切りに、12月9日昭和女子大学・人見記念講堂まで、全部で13公演が予定されています！

CDを購入された方には抽選で先行受付もあるようです。

アルバム情報、ツアー情報は詳しくは公式サイトでご覧ください。

「死神」で聴けた並々ならぬ表現。

是非ライブでも聴いてみたいものですね。

今回は大森靖子の「死神」を紹介しました。

大森靖子の描く死神は、世間一般に言う死神の恐ろしいイメージとはまるで違っていましたね。

本当は天使だったという視点も斬新で興味深いものです。

「クソカワPARTY」では、この他にもネガティブなイメージのものを全く違う視点で描いた楽曲が軒を連ねるのですね。

そう思うとまるで短編小説集を読むかのごとく、楽しめそうなアルバムになっていますね！

アルバムの内容にも興味をそそられますが、大森靖子自体に興味が湧いたという方は以下の記事も覗いてみてください！

きっとさらなる彼女の魅力に気付けるはずです。