ダークな曲調が印象的!「ボッカデラベリタ」

曲の最初からメインサビで始まるので、非常にインパクトのある楽曲

その後の間奏はダークで怪しい雰囲気の曲調になっており柊さん独特のリズムが炸裂しています。

また動画からは暗い雰囲気が出でおり、より一層「ボッカデラベリタ」の世界観を強めているようです。

ボーカロイドの調声が独特

柊キライ feat.flower【ボッカデラベリタ】歌詞の意味を解釈!あるべき場所とはどこを差す?の画像

「ボッカデラベリタ」で使用されているボーカロイドは中性的な声質が特徴のflower

柊さんの他の人気楽曲「オートファジー」でも使用されており、ロックでキレのある楽曲と相性抜群です。

実際に「ボッカデラベリタ」も低音と高音を上手く調整されている上にがなりまで再現されています。

強弱がハッキリ分かる、聴き応え抜群の歌声です。

「ボッカデラベリタ」の歌詞解釈

真相は

柊キライ feat.flower【ボッカデラベリタ】歌詞の意味を解釈!あるべき場所とはどこを差す?の画像

アイアイアイヘイチュー な な な な なんですの
君がいなけりゃあたしは無い 無い
はい はいそうですね その通りです
喉を過ぎさる解の有り様

出典: ボッカデラベリタ/作詞:柊キライ 作曲:柊キライ

歌詞1行目のカタカナ部分は英語に直すと「I hate you」。

和訳すると「あなたが嫌い」という意味になります。

この和訳で2行目を読み解くと、嫌いなあなたがいなければ今の私はいなかったでしょう。

という意味に捉えることができます。

あなたさえいなければ、あなたを嫌う私はいなかった。

相手を嫌いだと考えている時間さえも主人公は嫌だったのでしょう。

誰だって嫌いな人に自分の時間を割くのは嫌なことです。

それほど主人公が相手のことを嫌っているということが分かります。

歌詞3行目では肯定しているものの、どこか投げやりな感じにも受け取れる内容です。

最後の歌詞からは、ことわざの「喉元過ぎれば熱さを忘れる」が連想されます。

主人公と嫌われている相手に一体何があったのでしょうか。

嫌いなアイツ

あ あ あ
アイアイアイヘイチュー な な な な なんですの
君は軽薄 くたびれ だらけ
あたしいい子じゃいられない
それは常にひしひし

出典: ボッカデラベリタ/作詞:柊キライ 作曲:柊キライ

上記の歌詞をみてみると、どうやら主人公が嫌っている相手は軽々しい態度をとる性格のようです。

へらへらとその場をどうにかできれば良いと思っているような人でしょうか。

そんな相手が大嫌いな主人公ですが、自分の悪い所も自覚している様子。

お互いに人間としてダメなヤツだと思っているように考えられます。

この世界のやり方

柊キライ feat.flower【ボッカデラベリタ】歌詞の意味を解釈!あるべき場所とはどこを差す?の画像

あなたワイワイドンチューノー てんでだめですの
意味があるなら言葉にせずに
ただし態度で示さなきゃ全てが伝わらないままになる
トップシークレット 明かさないように

出典: ボッカデラベリタ/作詞:柊キライ 作曲:柊キライ

1行目のカタカナ部分は「why don't you know」。

和訳すると「どうしてあなたは知らないのか?」という意味です。

この意味を踏まえて2~3行目を見てみると、どうやら何かを教えてくれているように考えられます。

安直に話すのは愚策であり、だからといって全然伝えないわけではない。

何か心理戦をイメージさせるような歌詞です。

アイコンタクトやハンドサイン…話をせずに体だけで相手に何かを伝える手段はいくつかあります。

とにかく主人公は「話す」という手段を取ってはいけないと伝えているようです。

会話だと相手に知られたくもない部分も知られてしまうからでしょう。

けど何かがあったことを少しだけ匂わせておく。

恐らく全てを知られてしまうと主人公も不利な状況になってしまうのでしょう。

だから自分にとって都合に良い所だけ相手に伝える。

それも体だけのサインで相手に察してもらうようにするので、嘘をついたことにはなりません。

流れに身をまかせる

あ あ あ あ あるべき場所へ
あ あ あ あ あたし導く
あ あ あ あ 奈落の底で
アイアイアイヘイチューなんですの

出典: ボッカデラベリタ/作詞:柊キライ 作曲:柊キライ