浜田省吾「J.BOY」リリースから30年

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リアルタイムで聴きたかった。

ハマショーこと浜田省吾さんの名盤「J.BOY」がリリースされたのは1986年。筆者はまだ形すらなかった頃です。ロック界の全盛期ともいえるこの80'sにタイムスリップする妄想がいつまでたっても止まりません。このわだかまりをどうしたらいいでしょうか。

ちなみに筆者がハマショーさんの楽曲を知ったきっかけは、ジャズ・フュージョン系のバンドで活躍してらっしゃるハマショー世代の方々の「J.BOY」のライブ演奏でした。「J.BOY」のワードが強烈で一発で覚えてしまい、YouTube動画で探ってさんざん聴いてから、他作品にも食指を動かすようになりました。

今回は、そんなバブル時代の曲で終わらない超名曲が収録された、同タイトルのアルバムをご紹介することとしましょう。

いままで理想とされてきた生き方が必ずしも幸福な生き方とは限らない現代において、「J.BOY」はわたしたちに何を伝えてくれるのでしょうか。

「30th Anniversary Edition」もあるよ

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「J.BOY」リリースから30年目を記念した、宝箱のような「30th Anniversary Box」と「30th Anniversary Edition」が2016年に発売されました。Boxよりは気軽に買えるEditionをここではオススメしておきます。

リアルタイムでハマショーさんの作品を堪能することができなかった年齢のわたしたちこそ、音源やYouTube動画だけにとどまらずに、他作品や資料、写真集をもとにハマショーさんを知る必要があるといえるでしょう。お父さんやお母さんにもそういったものを持っていないか聞いてみましょう。

▼以下リンクの特設サイトもぜひ併せてご覧ください。

「J.BOY」収録曲は?

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それでは「J.BOY」収録の曲を一部だけご覧いただきましょう。

タイトル曲「J.BOY」

バブル時代にドッシリとその存在感を示していたであろう楽曲「J.BOY」。ちらっと尾崎豊さんの死を意味しているであろうフレーズにもウルっときてしまいますね…。

各社からひっぱりだこで就職は楽勝、物にあふれることで「豊か」とされた生活とそれらを手に入れるための金目的で働き、定年まで勤めあげることが理想のゴールとされていた時代。

ハマショーさんはそんな華やかな時代の風潮にさらわれてしまうことなく、本当に価値のあるものを冷静に見据えていたのだということがこの曲からいえます。

いっぽう現代では、朝から通勤列車で疲れ切って会社で働く日々が続くうちに、感性がマヒしてしまい昔の夢を失ってしまった人も多いのでは?豊かなはずなのに、自分の人生はちっとも豊かではない日本での生活。人生について考えることもなく、ただせわしない毎日にさらわれてしまいがちですよね。

しかし立ち上がれ、我ら「J.BOY」たちよ!時代が変わっても、時代のあり方がどうであろうと、この曲にこめられたメッセージは現代でも通用する普遍のフレーズです。

「もうひとつの土曜日」

結婚式ソングとしても使えそうな素敵な歌詞とメロディに包まれるひと時を、ぜひまさにタイムリーな金曜日の夜(現在華金の22:42に執筆中)にどうぞ。

どこか息苦しい毎日を歌っているのは上述の「J.BOY」と同じですが、こちらはどちらかというと恋人としての「J.BOY」(つまりJ.GIRL?)にしっとり語らう曲です。

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