ついに最新作「S・S・S」をリリース!

MY FIRST STORY【WINNER】ティザー動画から曲を深読み!ドラマ風MVはスリル満点の画像

MY FIRST STORY(以下マイファス)の約2年ぶりのフルアルバム「S・S・S」が来る2018年10月17日、ついにリリースされます!

その全貌もいよいよ明らかになって来て、ファンの期待も高まる昨今。

収録内容はシングルカットされた「ACCIDENT」、人気曲の「LET IT DIE」「RIVIVER」などを含む総勢13曲からなります。

BiSHのアイナ・ジ・エンドとコラボ

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さらに今回注目を集めているのはBiSHアイナ・ジ・エンドが客演で参加した「2 FACE」という楽曲

今年ソロデビューを飾り、アイドルの枠に縛られないアーティストとしての新たな一面を見せたアイナ・ジ・エンド。

ここに来て人気ロックバンドとのコラボというさらなる新境地へと踏み出す破竹の勢いを見せています。

彼女とバンドがどんな絡みを見せてくれるのかも見物です。

さらにマイファスは12月にシンガーソングライターさユりとのコラボシングル「レイメイ」もリリース予定。

度重なる女性アーティストのコラボには、新たな一面を見出そうとするバンドの試みが見え隠れしますね。

前作からの進化は?

思えば前作「ANTITHESE」のリリースも約2年の期間を要するものでした。

その当時彼らが言っていたのは「今までのアルバムシングルと比べても一番いいものになった」ということ。

最新作であり、前作とほぼ同じ期間を要した今作。

込められている熱量は変わらず、さらに進化したバンドがそこには居ます。

またしても彼らの「一番いいもの」を目の当たりにすることが出来るのでしょうか。

10月9日に収録曲から「WINNER」のティザー動画を公開

そんな「S・S・S」の収録曲から、10月9日には新曲「WINNER」のティザー映像を公開。

既にファンから「かっこいい!」という声が口々に寄せられています。

ここで気になることが一つ。

もうお気付きの方もおられるかと思いますが、"10月9日に「WINNER」"です。

マイファスのヴォーカル、HiroはONE OK ROCKのヴォーカル、Takaの弟であることでも知られています。

そして10月9日というと「ワンオクの日」。

これにはとあるメッセージが隠されているのではないかと、一部のファンの間では囁かれています。

勝者を表すタイトルは

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事の発端は2016年に行われた自身初の武道館公演にて。

「俺の人生全てかけるから、超えなきゃいけないやつが一人だけいる」

MCでそう言ったHiroの超えなきゃいけないやつとは、何を隠そう実の兄であるTakaのこと。

Hiroは目の前の何千人という人たちを熱狂させるTakaに憧れて、マイファスを始めたといいます。

しかしそんな彼を待っていたのは「兄の後追い」というレッテル。

その事実がとっかかりとなり、活動が思うように運ばない日々の連続だったといいます。

いつも兄と比べられてしまう。

Hiroの中で「自分たちは自分たちとしてちゃんと見て欲しい」という想いも強かったのでしょう。

そのレッテルを剥がすためには、兄であるTakaを超える以外の方法はない。それが彼の出した答えでした。

「WINNER」すなわち「勝者」を表すこのタイトルにはHiroの「兄を超える」という想いが込められているのでしょう。

そしてHiroが武道館で語ったこの想いは、彼だけのものだけではなかった様子。

この出来事を経てベースのNobも「これでやっと僕ら、本当のバンドとしてスタートできる」と語っています。

超えるべき目標の存在をファンの前で明確にしたことがバンドの決意をさらに固めたことを感じさせますね。

余りにもあからさまにも感じるが

ここまでご覧いただいてわかるように、今回の映像公開はHiroの兄への想いを余りにもあからさまな形で表現するものとなりました。

飾らず、感情剥き出しのその様子は賛否両論を受けるもの。

しかしそれすらもマイファスらしいんです。

「ファンはもう一人の自分」と表現するHiro。

その真意は自分の表現するものに共感してくれるのは、自分と近い感覚を持っているからだということでしょう。

闘争心を露わにする姿にも共感する人がたくさんいるのです。

彼らがインディーズにこだわっているのも、少数でも芯の部分から理解してくれる人と共に歩むため。

「幅広く愛されるというよりは、本当に理解してくれる人へ」という想いが彼らの生き様に表れているのではないでしょうか。

楽曲に迫る

それでは注目のティザー映像をご覧いただきましょう!

一瞬で高揚感を誘う音像