世代を超えたサザンオールスターズのおすすめ曲ランキング第10位 マンピーのG★SPOT

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35thシングル


いきなり下ネタかよ!


タイトル聞いた時点で「えぇっ!?」となる一方で、ちょっと聞いてみたいという不思議な誘惑に駆られるおすすめ曲。


聴いてみると歌詞は意外と哲学的というか官能的。


一方で、サウンドはこの上なくキャッチー。


サビであのフレーズを、ノリの良いうメロディで何度も連呼するところは本当に「やりやがったな」という感じです。

世代を超えたサザンオールスターズのおすすめ曲ランキング第9位 栞のテーマ

13thシングル


「栞」とは、サザン・オールスターズが音楽監督をした映画「モーニング・ムーンは粗雑に」の登場人物です。


歌詞の中では海にまつわる言葉はほとんど使われていないのに、


イントロを聞いた瞬間から夕日が煌く海辺が浮かんでくる、


サザン・オールスターズの音の表現力が際立ったおすすめ曲です。


この曲の影響で娘に「しおり」と名付ける人も多いみたいです。

世代を超えたサザンオールスターズのおすすめ曲ランキング第8位 愛の言霊 ~Spiritual Message~

37thシングル


96年放送の香取慎吾さん主演のドラマ『透明人間』主題歌。


透明人間が跋扈する不思議なオープニング映像のバックに流れる不思議なメロディの歌に子供ながら魅せられたのを覚えています。


歌詞は「Spritual」という言葉の通り哲学的で宗教的な要素を含んでいます。


和の他界観をモチーフにしているようで、


歌詞の中には桑田佳祐の故郷である湘南の風景も散りばめられています。


はたまた、夏休みや夏祭りを彷彿とさせるフレーズも含まれていて、


もしかしたら、桑田佳祐の原体験・原風景が描かれているのかもしれません。

世代を超えたサザン・オールスターズのおすすめ曲第7位 エロティカ・セブン

32thシングル


また下ネタかよっ!


しかし、歌詞の世界は下ネタというよりは官能。


とてつもなくエッチな瞬間を切り取った歌にもかかわらず、


歌詞に卑猥な言葉はほとんど使われていません。


それでいて官能的な世界を描き出す。


これがサザン・オールスターズです。

世代を超えたサザン・オールスターズのおすすめ曲ランキング第6位 涙のキッス

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31thシングル


佐野史郎さん演じた「冬彦さん」の強烈なキャラが社会現象となった92年のドラマ「ずっとあなたが好きだった」の主題歌でした。


ドラマで描かれたのは、結婚というハッピーエンドの裏に潜む矛盾。


このおすすめ曲でも、恋の裏に潜む矛盾が描かれています。


愛しているのになぜ別れるのか。


その矛盾の答えがわからないから、人はサザン・オールスターズを聞き、ドラマを見るのです。

世代を超えたサザン・オールスターズおすすめ曲ランキング第5位 希望の轍

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サウンドトラックアルバム「稲村ジェーン」収録


もともとはサザン・オールスターズとして出された曲ではなく、


映画「稲村ジェーン」のサウンドトラックとして使われていた曲でした。


この曲に火をつけたのが「めざましテレビ」のコーナー「ワールドキャラバン」。


世界中を巡るこのコーナーの影響か、


どこか旅立ちを連想させるイメージの強い曲です。


歌詞の中のフレーズには桑田佳祐の故郷を思わせるフレーズがあり、


非常に個人的な歌のはずなのに、


多くの人が好きな曲としてこのおすすめ曲を挙げています。


印象的なピアノのイントロと歌詞の内容が、


人生の節目節目で迎える旅立ちを想起させるからなのかもしれません。

世代を超えたサザン・オールスターズのおすすめ曲ランキング第4位 勝手にシンドバッド

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1stシングル


今から40年近く前の1978年に発売されたサザン・オールスターズのデビュー曲にして、伝説の楽曲です。


サザン・オールスターズの名を一躍由名にしたこの楽曲ですが、


この70年代当時のバンドの評価は決して高くありませんでした。


タイトルも沢田研二の「勝手にしやがれ!」とピンクレディの「渚のシンドバッド」をくっつけたパロディ。


歌詞の中身もちょっとよくわかんない。


シンドバッドなんてどこにも出てきません。


「これは一発屋で終わるだろう」と多くの人が思っていたそうです。


そんな『一発屋』サザンオールスターズも間もなくデビュー40年を迎え、


発売したシングルは50を超え、


5度のミリオンヒットを達成しました。


「勝手にシンドバッドのサウンドは40年たってもまだ新しい」


このことを、歴史が証明したのです。

世代を超えたサザン・オールスターズのおすすめ曲ランキング第3位 真夏の果実

28thシングル


「夏」と「海」というワードから連想する風景ってどんなものでしょうか。


照りつく日差し・飛び跳ねる水しぶき・水着を着てはしゃぐ声


しかし、サザン・オールスターズは知っているのです。


夏の海の夕暮れほど切ないものはないことを。


水平線にオレンジの夕日が近づき、


橙色に染まった海は波が夕日を反射して煌く。


水面に映った夕日は一筋の光の道を海上に描きます。


空は燃え上がるように朱に染まり、


夕日はどんどん沈んでいく。


最後のひとかけらが水平線にのまれると、


次第に東の海の果てから夕闇が広がっていくのです。


「今日もまた、1日が終わってしまった」


この切なさを恋心に重ねて歌っているおすすめ曲です。


ちなみに、この曲を押しのけてその年の日本レコード大賞を勝ち取ったのが、


みんな大好き「踊るポンポコリン」です。