才能溢れる三人組アイドル、kolme

kolme【The liar】歌詞の意味を解説!噓だらけの2人…それでも愛し合う理由とは?和訳付き!の画像

最近は本当に多種多様なアイドルグループが登場していますね。

今回紹介するkolmeにしても完全セルフプロデュース型のアイドルという、他とは一線を画す称号がまず目を引きます。

完全セルフプロデュースというのは、作詞作曲ダンスの振り付け、衣装などのビジュアル面もすべて自分たちでやってしまうということ。

これはいかにkolmeが才能を持った三人の集まりであるかということを物語っています。

アイドルの才能にプラスアルファの部分を持っている

アイドルというのは大半が若い女の子でしょう。

アイドルにプロデューサーがついているのも彼女たちがまだ若く、音楽的な部分に関してはプロデューサーが担った方が良い結果が得られるからです。

そこを自分たちで担ってしまうアイドルが表れたのだから、これは注目を集めないはずがありません。

天下のavex traxが認めたのだからその才能も確かなもの。

アイドルは可愛い女の子であることが大前提。

可愛いということはその時点で才能なのです。

その才能にプラスアルファで、セルフプロデュースもできてしまうというのはとんでもないことなのではないでしょうか。

ジャズ風味のシンセポップ「The liar」を紹介

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今回紹介するのは2018年11月19日に配信リリースされた「The liar」。

この曲のMVが新年を迎えた2019年1月8日に公開され、再び注目を集めているのです。

楽曲を聴いていただいても、20代前半の彼女たちがいかに才能に溢れた存在かということをご理解いただけるでしょう!

感覚ではなく理論に基づいたソングライティング

作詞作曲を担当するMIMORIの楽曲制作の一面が垣間見えるアーティスティックなMVになっていますね。

暗い部屋を飾る蛍光色のライト、フードを被った彼女の姿もまたミステリアスで興味をそそられます。

楽曲を彩るのはシンセポップにジャズを混ぜたような斬新なサウンド。

作曲を担当したMIMORIもジャズの風味が活きるよう、ブルーノートを使ったメロディを意識したとコメントしていました。

サビ部分などはその要素も顕著に表れていますね。

英語と日本語を織り交ぜたスタイリッシュな歌詞がモダンな部分を担い、懐かしさと新しさを絶妙なバランスで両立。

感覚ではなく理論に基づいて作曲を行っているところにコンポーザーとしてのプロ意識のようなものを感じさせられます。

この先からは、歌詞でどんなことが歌われているのかを和訳を交えながら見ていきましょう。

危なげな雰囲気の二人…その理由は?

Time has come
Hurry up and come out
I don't hang around forever

出典: The liar/作詞:Mimori Tominaga、Koumi Hayasaka 作曲:Mimori Tominaga、Koumi Hayasaka

「時間が来たわ 急いで出て来てよ

いつまでもぶらついているわけにはいかないの」

恐らくこのセリフは待ち合わせの場所にやって来た主人公のもの。

「いつまでもぶらついているわけにはいかない」という言葉から察するに、人には見られてはいけない事情があるのでしょう。

We're two of a kind
And have good chemistry
So we need more playful mind

出典: The liar/作詞:Mimori Tominaga、Koumi Hayasaka 作曲:Mimori Tominaga、Koumi Hayasaka

「二人はそれぞれに違っていて それは化学反応を起こす

だからもっともっとと、遊び心を求めるの」

自分が持っていない部分を持っている相手ほど、惹かれるというのはよく言われることですね。

「遊び心を求める」という表現がまた意味深。

二人の関係にちょっと危険な匂いを感じさせます。

愛し合う二人…だけど彼には恋人がいる

If I can be with you longer
I won't wish for anything more than this
It's good enough for me
Never say“I love you”
I wanna keep it...like this

出典: The liar/作詞:Mimori Tominaga、Koumi Hayasaka 作曲:Mimori Tominaga、Koumi Hayasaka