「Always」のカップリング曲♪
「Love you, Miss you」は明るいポップチューン!
2012年11月7日に西野カナさんがリリースしたシングル「Always」。
そのカップリング曲として収録されているのが「Love you, Miss you」という歌です。
とても明るいポップチューンになっており、聴いている人を楽しい気分にさせてくれます。
今回はこの楽曲の魅力について筆者独自の意見も交えながら詳しく紹介していきますよ!
年上の彼への恋心を歌った歌詞を解説!
年上の彼氏と付き合い始めたばかりの頃の乙女心を描いた作品になっています。
彼氏のことが愛おしくて仕方ない気持ち。
彼氏が他のライバル女性に奪われないかという不安。
もっと年上の男性にお似合いの女性になれたらいいのに…という葛藤。
さまざまな感情を一曲の中にギュッと詰め込んだ曲なんですよ♪
年上の男性に片思いしている人や、年上の彼氏がいる人ならきっと共感度も高いはず!
ということで、さっそく歌詞の内容を見ていきましょう。
1番の歌詞
「かわいい」といわれて不満に思う理由とは?
「かわいいね」って言われても
内心あんまり嬉しくないの
“恋に年の差は関係ない”なら
子供扱いするのはずるい
出典: Love you, Miss you/作詞:Kana Nishino 作曲:DJ Mass(VIVID Neon*)・Hiroshi Yoshida・hiro:n・Kyoko Osako・ENVIE
この歌詞の主人公は、年上の彼氏にいつも「かわいいね」と言われています。
彼氏としては、褒め言葉のつもりでこのように言っているのでしょう。
しかし、当の本人である主人公はそれをあまり嬉しく思っていません。
まるで子供扱いされている気がして、彼氏と対等な関係ではないように感じてしまうからです。
ここで「恋に年の差は関係ない」という言葉に注目してみましょう。
主人公とこの彼氏は、きっとそれなりに歳が離れているのだと思います。
しかし、恋人関係であるなら年齢の差なんて関係ありません。
それなのに「かわいい」といって子供扱いするのは恋人関係っぽくない。
だから、主人公は不満に感じているのでしょう。
それに「かわいい」という言葉だけでは、彼氏の本心がよく見えません。
異性として「かわいい」と思ってくれているのか。
それとも、妹的な意味で「かわいい」と思ってくれているのか。
どっちの意味を込めて「かわいい」と言ってくれているのか分からないのです。
本心を見せないで「かわいい」という便利な言葉で上手く交わしてしまう彼氏。
だからこの主人公は彼氏のことを「ずるい」と言っているのでしょうね。
歳が離れていることで悩む主人公
I don’t know why
いつの間に I’m a love aholic
How do you like it?
ねぇどんな女性が好き?
もっとオトナっぽく もう少し早く
生まれていたなら… なんて
出典: Love you, Miss you/作詞:Kana Nishino 作曲:DJ Mass(VIVID Neon*)・Hiroshi Yoshida・hiro:n・Kyoko Osako・ENVIE
「I don’t know why」は「どうしてなのか私には分からない」という意味。
「I’m a love aholic」とは「私は恋愛依存症なの」という意味です。
そして「How do you like it?」は「あなたはどう思う?」という意味になります。
それを踏まえた上で、ここの部分の歌詞を読んでみると、この主人公は彼氏に夢中のようですね。
恋愛依存症になっているくらい、彼氏のことが好きでたまらない主人公。
彼氏に嫌われたくないから、彼氏好みの女性になることを強く願っています。
「どんな女性が好き?」といって、彼氏の好みと聞こうとしているくらいですからね。
そして、主人公は彼氏と過ごす中で「自分に足りないのは大人っぽい雰囲気だ」と思ったのでしょう。
歳が離れているので、彼氏よりも若さが全面に出ている主人公。
それが主人公の魅力のひとつなのだと思います。
しかし、その一方で「知識が浅い」や「大人の落ち着きがない」といった悩みも抱えている。
そんな状態であることが、ここの部分の歌詞から読み取れます。
彼女の切実な想いとは
(※)I love you キュンとするこの心も
I love you 初めて見せた素顔も
全部君だけのもの 誰にもあげないの
Everyday I’m really lovin’ you
もっと見つめてほしいの
I love you 本当は四六時中でも
ずっと君の側にいたいから
yeah いつまでも
出典: Love you, Miss you/作詞:Kana Nishino 作曲:DJ Mass(VIVID Neon*)・Hiroshi Yoshida・hiro:n・Kyoko Osako・ENVIE
ここでは、彼氏に対する主人公の一途な想いが描かれています。
「Everyday I’m really lovin’ you」は「毎日私はあなたのことを本当に愛してる」という意味。
自分の全てを相手に捧げるつもりで、この主人公は付き合っているのだと思います。
また、後述する歌詞を読んでみると分かると思うのですが、この彼氏は社会人。
仕事があるので常に主人公と一緒に行動するというわけにはいきません。
それは仕方がないことなので、主人公も受け入れてはいるようです。
とはいえ、本当は寂しさを感じている主人公。
だからこそ、せめて一緒にいる時は彼氏からもたくさんの愛情をもらいたいのでしょう。
「もっと見つめてほしい」という言葉には、主人公の切実な想いが詰まっているように感じられます。
この主人公は年下ということもあり、彼氏にかなり甘えているのかもしれませんね。
だから、彼氏とちょっと会えないだけで寂しさを強く感じてしまうのだと思います。