青春時代

16歳というと尾崎豊が初めてオーディションを受けた年齢です。

尾崎豊の代表曲「15の夜」に共通する何か不良っぽい感じ、

突っ張った感じの学生時代を思い起こさせます。

好きな女の子を困らせて喜ぶ、まだ幼さが残る16歳です。

困らせるのは自分に注目して欲しいからです。

好きを伝えるのには

困らせることよりして欲しいことをしてあげる方が

女の子は喜ぶということをまだ知らない年頃なのでしょう。

好きな子を振り向かせるすべを知らない気持ちはもどかしいものです。

女の子の扱いに慣れている男の子は他の男の子が指をくわえてみている間に

さらっと女の子を奪っていってしまいます。

自分は悪い男を気取っても正直に「好きだ」と言えない不器用さが時に自分を落ち込ませてしまいます。

こんなにもその子のことを想っているのに・・・。

好き」という素振にはっきりと応えられる女の子はそれほど多くはありません。

今までの関係が壊れてしまうからとか、はっきりNoを言わない方が優しいと思うからとか色々な理由があるでしょう。

そして「いい友達でいましょう」と女の子の心の中で整理してしまって終わってしまいます。

もちろんはっきりさせない方がいい場合の方が誰も傷つかなくて良いことかもしれません。

でも、男の子にとってはそういった宙ぶらりんな状態が一層切ない気持にさせてしまいます。

大人になって

このフレーズは色々なシチュエーションが想像できます。

「みんな」はいつもの飲み友達?

それともたまたま再会しての飲み会?

「今夜みんな帰ったら」と言っているので

ひょっとして今飲んでいるのは自分の家?

この町を離れたのは彼氏と?それとも就職で?

「あの日のキス」は卒業前?卒業後?

想像しながら聴くと自分の世界が広がり楽しくなるものです。

だから、これらの問いに一つ一つ答えていくのは

曲の奥深さを半減させてしまうように思います。

ただ一つ確実に言えることはキスされたことで

余計にもどかしい気持ちになってしまったということです。

なぜなら、女の子の正直な気持ちが分からないからです。

でも結局今となってはどうでもいいとう気持になってしまいます。

なぜなら今この瞬間好きな女の子と一緒にいられることがとても大切なことだと気付いたからです。

昔の気持ちに戻って

ずっと好きだったんだぜ
まるであの日みたいだ
ホント好きだったんだぜ
もう夢ばかりみてないけど
ずっと好きだったんだぜ
キミは今も奇麗だ
ホント好きだったんだぜ
帰したくないこの気持ち

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-001651

一緒にいられることが大切だと気付いたのは

「まるであの日みたいだ」という歌詞に表れています。

大人になって現実を見るようになって

「もう夢ばかりみてないけど」

でも一緒にいられることが本当に嬉しかったあの日に帰った思いがするのです。

昔と変わらない気持ちになるのです。

そしてキミは「今も」きれいだ、

「今も」ボクはキミのことが好きだと告白するのです。

まとめ

不器用な男の子もはっきりと「好き」と言える大人に成長しましたそんな大人へのステップを感じられる一曲でした。

これからもソウルフルな斎藤ワールドを感じてみてください。

I wanna be with you and cool music!

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