常に高みを目指す姿勢
KOHHは何度も「また飛んでいく」ことで、常に自分の位置を高いところへ持っていっているのです。
「客のいない」「ゼロ」から始まり、今はアルバムを出し着々と夢が現実に変わってきている・・・。
それでもここに満足して留まることはない。
「また飛んでいく」ことで「今まで見たことのない」ところまで高く高く飛んでいくのです。
更なる高みを目指して。
これは、「出発」へ向けたエールソングでありながら、KOHH自身を鼓舞するような作品なのかもしれません。
みんなで一緒に更なる上を目指そう! そういったメッセージが込められているのです。
自分の理想の姿を具現化したKOHH
生活が豊かになって持ち物が変化?
必要なもの持って出発
ボストンバッグはフェンディ
空港に向かう電子じゃなくて
ローバーのレンジ
出典: 飛行機/作詞:KOHH 作曲:KOHH
はじめの方の歌詞を少し思い出してみてください。
5年前は「誰もいないところでライブ」をしていて、ハイエースに乗っていた毎日だったはず。
これが少しずつ夢が現実になってきたことにより、生活が豊かになってきたことを暗に表していますね。
単なる普通のバッグではなくて、「フェンディ」のバッグになり、ハイエースからイギリスのラグジュアリーSUV「レンジローバー」を乗りこなす日々に変わったということですね。
もちろん、モノにもよりますが、レンジローバー級だと中古車でさえ1000万円超えするものもざらにあります。
つまり、このレンジローバーを手にできるくらいの生活ができるようになった、ということなのです。
自由に生きるようになるまで
遊ぶだけで遊ぶ金稼ぐ
思い通りになれる
出典: 飛行機/作詞:KOHH 作曲:KOHH
「遊んで」「金稼」いで「思い通り」になる!これは、KOHHが「俺は自由に生きる!」と主張しているかのようです。
自由に「思い通り」に生きる、ということは人生を自分で選ぶ必要がありますよね。
自分で主体的に物事を選択して自由になる!ということをより強調しているかのようです。
そういわれてみると、いわゆる”お金を稼ぐ人”って仕事をしている時間が純粋に長い人が多いものです。
それはプライベートと仕事、ときっちり分けているのではなく、仕事も楽しみながら取り組めるから必然的に一日のうちで仕事が占める割合が高くなるわけですが・・・。
遊びながら遊ぶ金を稼ぐ、ってまさに理想ですね!
自分が変わると周りも変わる
変わりまくった環境
また友達と爆笑
どっかに飛んでっちゃった
アイツらの代わりに俺がやるよ
出典: 飛行機/作詞:KOHH 作曲:KOHH
環境が変わり、周りにいた友達もいなくなってしまった。
もしかしたら、ラップを辞めてしまったのかもしれません。
その友人たちに対してKOHHは「アイツらの代わりに俺がやるよ」と力強く宣言しているのです。
この「決意」もまた、新たなる「出発」の一つなのです。
”百聞は一見に如かず”要MVチェック!
このYouTubeのコメント欄をご覧になるとお分かりいただけるのですが、海外からの熱い応援メッセージが多いこと!
もしかすると、KOHHはまだ国内では海外ほどメジャー化していないのかもしれませんが、すでに海外では”実力派ラッパー”としてかなり認知度が高いということを証明しています。
中には「1300貝以上聴いてるけどまったく飽きない」という感想も。
ラップは耳に残る”音の心地よさ”が重要だと思いますが、KOHHの楽曲は何度聴いても新鮮に心地よく感じるという特徴があります。
ぜひ繰り返し聴いてみてください。