加藤ミリヤ
安室奈美恵やローリン・ヒルに憧れて歌手を目指し始めたミリヤ。
13歳の時、参加したソニーミュージック・オーディションで宇多田ヒカルの「Automatic」を歌い合格し、レッスンを受ける日々を送るようになりました。
デビュー
サンプリング
加藤ミリヤと言えばイメージの強いサンプリング。
サンプリングとは名曲の一部(ワンフレーズのこともあればトラック丸ごとのこともある)を拝借し、新たなメロディや歌詞、編曲によってアレンジする手法のことです。
筆者にとって思い出深いのはUAの「情熱」をサンプリングした「ジョウネツ」ですが、どんな曲をサンプリングしても若い女性の心情に塗り替える加藤ミリヤの才能にはいつもワクワクします。
一覧にまとめましたのでチェックしてみてね!(ディアロンリーガールは除く)
- 夜空 :BUDDHA BRAND「人間発電所」(1995年)
- ジョウネツ:UA「情熱」(1995年)
- for so long/for so long PART II :m-flo「been so long」(1999年)
- So gooood :RIP SLYME「One」(2001年)
- ミシェル 〜愛のテーマRemix〜:「ルパン三世 愛のテーマ」(1997年)
- このままずっと朝まで :Tanto Metro & Devonte「Everyone Falls In Love」(1998年)
- FUTURECHECKA feat. SIMON, COMA-CHI & TARO SOUL :アース・ウィンド・アンド・ファイアー「Brazilian Rhyme」(1977年)/ZEEBRA & KEN-BO「PARTEECHECKA」(1998年)
- 19 Memories :安室奈美恵「SWEET 19 BLUES」(1996年)
- 恋シテル :Shanice「I Love Your Smile」(1991年)
- 愛が消えた日:O.K.「I Believe」(2001年)/Blessid Union of Souls「I Believe」(1995年)
- O.X.O. :スピッツ「ロビンソン」(1995年)
- BABY! BABY! BABY! :THE BLUE HEARTS「リンダリンダ」(1987年)
マルチな才能
その後、2006年には自身のプロデュースするファッションブランド「Kawi Jamele(カウイ・ジャミール)」をスタート。
2011年には小説「生まれたままの私を」(幻冬舎)で小説家としてもデビューを果たします。
新約ディアロンリーガール
「ディア ロンリーガール」で女子高生のカリスマであったころから10年以上経ち、ふたたび女性のために加藤ミリヤが書き下ろした楽曲です。
12月6日に発売が予定されており、「ディア ロンリーガール」と同様マーヴィン・ゲイの「Sexual Healing」、佐東由梨「ロンリー・ガール」、ECD「ECDのロンリーガール feat. K DUB SHINE」をサンプリングして製作されました。
しかし「新約」となり、まったく違う歌詞が綴られているそう。
楽しみですね。
最新アートワーク
この度、ジャケットのデザインと収録内容の情報が解禁となりました!
渋谷センター街をバックに写したカラフルなミリヤが眩しいジャケット写真はフォトグラファーの217..NINAが撮影したもの。